10月21日から22日にかけて、第25回Wリーグの第2節が各地で行われた。

　デンソーアイリスは日立ハイテククーガーズと対戦し、髙田真希の17得点を筆頭に、馬瓜エブリン、赤穂さくら、赤穂ひまわりが2ケタ得点を挙げ、86－56で第1戦に快勝。続く第2戦でも髙田の23得点を筆頭に同様の計4選手が2ケタ得点をマークし、デンソーが82－70で4連勝を飾った。

髙田を中心に開幕4連勝を収めたデンソー[写真]＝W LEAGUE

　トヨタ自動車アンテロープスは新潟アルビレックス BBラビッツと対戦。第1戦でシラ ソハナ ファトー ジャが14得点15リバウンドのダブルダブルを挙げると、計6選手が2ケタ得点を記録し、94－51で快勝した。第2戦では梅沢カディシャ樹奈が15得点13リバウンドを奪うと、この試合でも6選手が2ケタ得点。トヨタ自動車が88－56で4連勝を収めた。

　プレステージ・インターナショナル アランマーレと姫路イーグレッツの第1戦、平松飛鳥と高橋悠佳が16得点を挙げ、78－67でアランマーレが勝利。さらに、第2戦では森ムチャが20得点10リバウンドをマークし、アランマーレが71－56で連勝した。

　ENEOSサンフラワーズと山梨クィーンビーズの第1戦、藤本愛瑚が22得点と活躍し、ENEOSが88－46で快勝する。続く第2戦では渡嘉敷来夢が18得点8リバウンドとチームをけん引すると、78－63でENEOSが連勝を「4」に伸ばした。

女王・ENEOSも無敗をキープ[写真]＝W LEAGUE

　富士通レッドウェーブはアイシンウィングスと対戦。第1戦では町田瑠唯が18得点7アシスト、宮澤夕貴がダブルダブルをマークし、富士通が76－71で接戦を制す。第2戦も接戦となるが、富士通が55－54とわずか1点差で勝利し、開幕4連勝とした。

　トヨタ紡織サンシャインラビッツは三菱電機コアラーズと対戦した。第1戦では東藤なな子が16得点、都野七海が15得点を挙げ、70－57でトヨタ紡織が先勝。さらに、第2戦では北村悠貴が23得点、東藤が22得点11リバウンドと躍動し、トヨタ紡織が85－71で4連勝を飾った。

　東京羽田ヴィッキーズとシャンソン化粧品シャンソンVマジックの第1戦、白崎みなみが25得点、イゾジェ ウチェが21得点22リバウンドと活躍したシャンソンが、93－76で白星を手にする。しかし、接戦となった第2戦では、栗林未和や軸丸ひかるが勝負所で得点を伸ばし、78－75で東京羽田が今シーズン初の勝利を挙げた。

　第2節の対戦結果は以下のとおり。

■【第2節】試合結果
※左側がホームチーム、ニュートラルゲーム（中立地開催）は「N」と記載

デンソーアイリス vs 日立ハイテククーガーズ（N）
第1戦 86－56
第2戦 82－70

トヨタ自動車アンテロープス vs 新潟アルビレックス BBラビッツ
第1戦 94－51
第2戦 88－56

姫路イーグレッツ vs プレステージ・インターナショナル アランマーレ
第1戦 67－78
第2戦 56－71

ENEOSサンフラワーズ vs 山梨クィーンビーズ（N）
第1戦 88－46
第2戦 78－63

富士通レッドウェーブ vs アイシンウィングス
第1戦 76－71
第2戦 55－54

トヨタ紡織サンシャインラビッツ vs 三菱電機コアラーズ
第1戦 70－57
第2戦 85－71

東京羽田ヴィッキーズ vs シャンソン化粧品シャンソンVマジック
第1戦 76－93
第2戦 78－75