2024.01.14

『Wリーグ SUPERGAMES』若手チームU25がO26に勝利…躍動したイゾジェウチェがMVPに輝く

ウチェを中心に勝利を手にしたU25[写真]＝伊藤大允

バスケットボールキング編集部

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　1月14日、『Wリーグ SUPERGAMES ～To the World～』が高崎アリーナ（群馬県高崎市）で行われ、「W LEAGUE UNITED O26」と「W LEAGUE UNITED U25」が対戦した。

　26歳以上の選手が選抜されたO26の先発は、長岡萌映子（ENEOSサンフラワーズ）、本川紗奈生（デンソーアイリス）、安間志織（トヨタ自動車アンテロープス）、井上桃子（山梨クィーンビーズ）、河村美幸（トヨタ紡織サンシャインラビッツ）が務めると、25歳以下の選手が選抜されたU25は、イゾジェウチェ、吉田舞衣（ともにシャンソン化粧品シャンソンVマジック）、高橋未来（デンソー）、宮下希保（トヨタ自動車）、江良萌香（富士通レッドウェーブ）がスターティング5に名を連ねた。

　試合はウチェのジャンプシュートでU25が先制すると、すぐさま安間が3ポイントを沈めてO26が逆転する。一時はU25がリードを広げる場面もあったが、O26が連続得点でリードを奪い返し、23－21で第1クォーターを終えた。

U25をけん引したウチェ[写真]＝伊藤大允

　続く第2クォーターでも一進一退の展開が続くが、終盤にU25が試合の流れをつかむ。横山智那美（トヨタ自動車）が3ポイントを沈めると、前半だけで18得点を挙げたウチェも3ポイントを決め、男子日本代表・比江島慎（宇都宮ブレックス）のセレブレーションを披露。42－51とU25がリードを広げて試合を折り返した。

世代対抗戦のため、チームメート同士のマッチアップも[写真]＝伊藤大允

　迎えた第3クォーター、一時はU25がリードを広げる展開に。それでも、O26は内尾聡菜（富士通）が普段はチームメートの江良とのマッチアップから3ポイントを沈めるなど追い上げを見せ、63－74で最終クォーターへ。第4クォーターでも大黒柱のウチェを中心にU25が安定したプレーを見せ、最後は81－90でU25が勝利を飾った。

　この試合のMVPには、アウトサイドからもシュートを決めるなど、30得点10リバウンドのハイパフォーマンスを披露したウチェが選出。そのほか、O26では安間が12得点、内尾と赤穂さくら（デンソー）が10得点をマークした。