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4月12日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024 ファイナル」の前日記者会見が行われ、富士通レッドウェーブからBTテーブスヘッドコーチ、町田瑠唯、宮澤夕貴、デンソーアイリスからヴラディミール・ヴクサノヴィッチHC、髙田真希、赤穂ひまわりが登壇した。
レギュラーシーズン1位でプレーオフに進んだ富士通は、セミファイナルでシャンソン化粧品シャンソンVマジックと対戦。「出だしが良かった」(テーブスHC)第1戦は73-59で勝利を収めたものの、接戦に持ち込まれた第2戦を70-71と1点差で落とした。あとがない状況で臨んだ勝負の第3戦は、「選手たちの切り替えが良かった」と指揮官が語ったように、第1クォーターから34-14と圧倒。最終スコア93-72で制し、ファイナル進出を決めた。
宮澤はファイナルで顔を合わせるデンソーの印象について「ディフェンス、オフェンスとも良くて、スキがないイメージ。個々の能力も高く、それを活かすためにチームがセイムページになって攻めてくるスマートなチーム。加えてオフェンスリバウンドに強く、今年は強いというイメージ」と表現。会見に同席した髙田と赤穂を警戒すべき選手として挙げた。
「特に赤穂ひまわり選手がプレーの幅を広げた印象があります。あとはベンチメンバーの活躍が目立って、誰が出てもアグレッシブに守って、攻めるバスケットをやっている印象です」
町田は自チームの注目選手としてジョシュア ンフォンノボン テミトペをピックアップ。3試合で46得点22リバウンド3スティール6ブロックを記録し、髙田とのマッチアップも予想されるビッグマンを「プレーオフになってからも成長している」と評価した。
宮澤はチームの強みとして「爆発力」を挙げ、「3ポイントシュートが武器です。相手はそれを止めてくると思いますけど、守られた時でも得点できるのが今年のチームです」と話した。
勝てば2007-08シーズン以来16年ぶりの優勝。キャプテンの宮澤はまず13日の第1戦に目を向けた。
「ここまできたら気持ちと言いますけど、その気持ちという面で一つのルーズボール、リバウンドなど、一瞬一瞬を勝ち取ること。まずは明日のゲームを勝ちにいきたいと思います」