2024.04.14

ファイナル第1戦で富士通を勝利に導いた町田瑠唯「第2戦もタフなゲームになる」

ファイナル第1戦で富士通をけん引した町田[写真]=W LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 4月13日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王 presents Wリーグプレーオフ 2023-2024」のファイナル第1戦が行われ、富士通レッドウェーブ(レギュラーシーズン1位)がデンソーアイリス(同2位)と対戦。富士通が64-57で勝利し、2007-08シーズン以来16年ぶりの優勝に王手をかけた。

 35分54秒のプレータイムで、15得点3リバウンド7アシスト1スティール1ブロックとチームをけん引した町田瑠唯は、「ディフェンスは前半やられたところを、後半は全員で修正して守り切れたのは良かったです。シュートが入らない時間帯があったんですけど、そこでもディフェンスで我慢して、自分たちのリズムに持っていくことができたと思います」と試合後の会見で語った。

「1戦目を取ったチームが波に乗りやすいと思いますし、気持ちの面でも大事ですから、その点は選手ミーティングでしっかり全員で確認して今日のゲームに入れた」と語った町田は、「セミファイナルのシャンソン(化粧品シャンソンVマジック)戦で20点近くのリードから逆転負けをしたのが、みんなの意識に残っていたと思うので、今日も自分たちがどれだけリードしても気を抜くことなく、最後までしっかりやろうとコミュニケーションを取りながらできました」と話し、反省を生かして貴重な白星を手にすることができたようだ。

町田はチームハイの得点に加え、ゲームハイのアシストをマーク[写真]=W LEAGUE

「自分のところのディフェンスの対策はされているだろうと思っていたので、今日は2番、3番の選手にもアタックしてもらうように、そこで攻めていこうというゲームプランはありました。自分だけじゃなくていろんな選手がアタックした方が相手も嫌だろうと思っていたので、自分が行くべきなのか、他の選手を使うべきかを判断しながらプレーしていました」

 そう振り返った町田は、「明日(第2戦)もタフなゲームになると思いますが、出だしから富士通らしいバスケットで、今日以上の強い気持ちを持って、全員バスケで戦っていきたいと思います」とリーグ制覇へ向けて意気込んだ。

 注目のファイナル第2戦は、本日14日の14時からティップオフだ。