2018.07.29

メダルを逃したU17女子日本、スペイン相手に1点及ばず敗戦…W杯最終戦はラトビアと激突

ゲームハイの17得点をマークした林未紗(足羽高校3年)[写真]=fiba.com
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 7月21日にベラルーシのミンスクで開幕した「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2018」。決勝トーナメントに進出した女子U17日本代表チームが、準々決勝でハンガリー代表に62-74で敗れメダル獲得を逃した。28日、5-8位決定戦へと回った日本はスペイン代表と対戦した。

 高橋未来(京都精華学園高校2年)、三浦舞華(精華女子高校2年)、林未紗(足羽高校3年)、野口さくら(安城学園高校3年)、マヤ ソフィア・マッカーサー(ダナ・ヒルズ高校3年)の5人で試合をスタートさせた日本は、林、野口の連続得点で幸先の良いスタートを切る。しかし、残り4分27秒に3ポイントで逆転を許すと、そこから攻めこめれ17-21で最初の10分間を終えた。第2クォーターは、開始4分10秒の藤田和(岐阜女子高校2年)のフリースローで追いつく。中盤以降は平下愛佳(桜花学園高校2年)の得点で食らいつき、3点ビハインドで前半を終えた。

藤田(岐阜女子高校2年)は、ベンチスタートながら約23分間に出場して10得点4アシスト[写真]=fiba.com

 第3クォーター、日本は野口が2本の3ポイントを含む10得点を挙げる活躍で計25得点を積みあげる。守っては相手を13点に抑えて、この10分間で57-48と試合をひっくり返した。最終クォーターは開始早々に0-8のランを許し、一気に点差を詰められてしまう。それでも林の3ポイント、平下のジャンプショットなどで試合終了残り2分21秒時点で7点リード。しかし、直後に3ポイントを決められると、同38秒にオフェンスリバウンドからバスケットカウントを与えてしまい68-69と逆転を許す。同8秒、再逆転を狙ったマッカーサーのジャンプショットはリングに嫌われ、最終スコア68-69で試合終了。惜しくも1点差で敗れた日本は、29日の大会最終日でラトビア代表との7位決定戦に臨む。

【試合結果】
日本 68-69 スペイン
JPN|17|15|25|11|=68
ESP|21|14|13|21|=69

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