2021.10.04
10月2日、「FIBA女子アジアカップ2021」準決勝が行われ、大会4連覇中の日本代表(FIBAランキング8位)はオーストラリア代表(同3位)と対戦した。
日本は予選リーグと同じく、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス)、林咲希(ENEOSサンフラワーズ)、宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)、オコエ桃仁花(富士通レッドウェーブ)の5名がスターターに名を連ねた。
オーストラリアに先制を許した日本は、林の3ポイントシュートや馬瓜のバスケットカウントで得点を重ねる。中盤には山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)の3ポイントを含む連続得点で日本がリードを奪うと、続いて宮崎と根本葉瑠乃(三菱電機コアラーズ)が長距離砲をヒット。20-12と日本がリードして第1クォーターを終える。
続く第2クォーターはオーストラリアに点差を詰められる展開に。日本は赤穂と林が外角シュートを決めて応戦するが、残り3分59秒には逆転を許してしまう。林の得点や山本が3ポイントを沈めるも、31-36とオーストラリアにリードを奪われ試合を折り返す。
5点ビハインドで迎えた第3クォーターだったが、日本は立ち上がりから12-0のランを作り、一気に逆転に成功。その後も山本のバスケットカウントなどで追加点を奪うが、終盤には再びオーストラリアにリードされる展開に。さらに赤穂や馬瓜が得点を重ねたが、53-55と2点ビハインドで勝負の最終クォーターへ。
第4クォーター序盤、オーストラリアに連続得点を許した日本は林の長距離砲で応戦。中盤にも宮崎のアシストから林の3ポイントが決まり1点差に詰め寄ると、馬瓜のフリースローで逆転に成功する。その後、宮崎が自身のスティールから追加点を奪うが、相手に長距離砲を決められ同点とされてしまう。残り1分56秒に宮崎が赤穂の得点を演出し、2点のリードを奪うと、その後は互いに放った外角シュートが決まらず、そのまま67-65で日本が勝利をつかみ取った。
決勝戦への切符を手に入れた日本は、林が5本の3ポイントを含む17得点7リバウンド3アシスト3スティールとチームをけん引。加えて赤穂が12得点6リバウンド3スティール3ブロック、山本が12得点、馬瓜が11得点5リバウンド4アシスト、宮崎が5得点9アシストをマークした。
日本は今夜21時から、大会5連覇をかけた中国(同7位)との決勝戦に臨む。
■試合結果
日本 67-65 オーストラリア
日 本|20|11|22|14|=67
オーストラリア|12|24|19|10|=65
2021.10.04
2021.10.03
2021.10.03
2021.10.01
2021.10.01
2021.09.30