2021.10.01
9月29日、「FIBA女子アジアカップ2021」の予選リーグ第3試合が行われ、大会4連覇中の日本代表(FIBAランキング8位)は韓国代表(同19位)と対戦した。
日本は過去2戦と同じく、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス)、林咲希(ENEOSサンフラワーズ)、宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)、オコエ桃仁花(富士通レッドウェーブ)の5名がスターティングラインナップに名を連ねた。
宮崎のレイアップで開始早々に先制した日本は、さらにオコエのミドルと3ポイントで好スタートを切った。その流れに乗り一時13点差まで広げるも韓国のキックアウトからの3ポイントシュート中心の攻撃で徐々に点差を詰められる。しかし最後は宮崎のペイントアタックを仕掛け、アシストを受けた宮下希保(トヨタ自動車アンテロープス)が落ち着いてレイアップを決めた。
24−18で迎えた第2クォーター、日本はペイントアタックからゴール下に迫るもなかなか得点できず。徐々に点差を詰められると、再びキックアウトからの3ポイントから一時逆転を許す。それでも必死に食らいつく日本は、前半終了間際に中田珠未(ENEOSサンフラワーズ)がリバウンドから落ち着いて決めて再逆転に成功し、37−36で試合を折り返した。
点差を広げたい日本だったが、ペイントエリアでのシュートをなかなか決められず。第3クォーター終盤に逆転を許すと、再三の3ポイントで点差を広げられる。
43−48の5点ビハインドで迎えた最後の10分間、引き続きペイントアタックを狙う日本は、徐々に点差を詰めていくと、ディフェンスリバウンドからの速攻でリードを奪い返す。オフェンスに呼応するように、全員が走力を落とさず激しいディフェンスを見せる。クォーター中盤に入り宮崎が試合を巧みにコントロールすると、2アシストと自らの得点で6点差に。その後1点差まで迫られるも、タイムアウト明けに宮崎がここでも得点とアシストをマーク。馬瓜が落ち着いてシュートを決め、5点差として勝負を決めた。
67−62で予選3連勝を飾った日本はグループステージA組1位が決定。決勝トーナメント準決勝でA組3位 vs B組2位の勝者と対戦する。
■試合結果
日本 67-62 韓国
日本|24|13|6|24|=67
韓国|18|18|12|14|=62
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