8月4日、「三井不動産カップ2022（宮城大会）」に向けて強化合宿を行っている女子日本代表（FIBAランキング8位）の朝比奈あずさ（筑波大学1年）がオンライン会見に応じた。

　9月22日からオーストラリアで開催される「FIBAワールドカップ2022」に向けて強化を行っている女子日本代表は、8月11日・12日にFIBAランキング24位のラトビア代表と対戦する。

　ゼビオアリーナ仙台で行われるラトビアとの「三井不動産カップ2022（宮城大会）」について朝比奈は、「このチームの中で自分ができることを精一杯、限られたプレータイムでもできるようにしていきたいと思います」と意気込んだ。

　6月に行われた「三井不動産カップ2022（千葉大会）」ではトルコ代表を相手に2連勝した日本。朝比奈は初戦で11分43秒出場し、2得点3リバウンド2アシストをマークすると、続く第2戦でも6分55秒のプレータイムを得て貴重な経験を積んだ。

「世界の大きな相手に対してもフィジカルで負けずに、ディフェンスでチームに貢献していきたいです。また、ほかの選手のドライブやスクリーンプレーへの合わせが武器だと思っているので、合わせの部分でしっかり見せられたらと思います」

　これまで年代別の代表にも参加してきた朝比奈だが、A代表には今年の5月に初招集されたばかりだ。「すごくレベルが高くて、戦術的な部分など知らなかったことも多くあり、実際やってみて足りないところも感じています」と話し、日本のトップ選手たちとのプレーから多くの刺激を受けているようだ。

　今回の女子日本代表には15人が招集されているが、ワールドカップでは12人のメンバーに絞られる。「しっかり持ち味を出して12人のメンバーに入れるように、自分の年齢でもできるというところを見せたいと思います。先輩方から多く学ぶことがあるので、吸収してもっと成長していけたらいいなという気持ちで臨んでいます」と語る現在18歳の朝比奈は、チーム最年少として大舞台への熱意を示した。