2023.07.12

U16女子日本代表が中国にも快勝…アジア制覇へ向け3連勝で準決勝進出

チーム最多17得点を挙げたバスケU16女子日本代表の後藤[写真]=FIBA.com
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 7月12日、ヨルダンで開催されている「FIBA U16女子アジア選手権大会2023」は大会3日目を迎え、U16女子日本代表は70-44でU16中国代表に勝利。グループステージを無傷の3連勝で飾り、準決勝進出を決めた。

 日本はサモア戦、ニュージランド戦と同じ、阿部心愛(桜花学園高校2年)、後藤音羽(浜松開誠館高校2年)、濱田ななの、金澤杏(ともに桜花学園高校1年)、鈴木瑚香南(福岡大学附属若葉高校1年)のスターティングファイブ。

 第1クォーター序盤は、互いに守り合う展開でスコアを伸ばせずにいたが、焦れずに守る日本が16-0のランで試合の主導権を握ると、21-12で迎えた第2クォーターもスターターを中心とした構成で徐々にリード拡大。前半最後は濱田の3ポイントブザービーターが決まり、41-27で折り返した。

 後半も豊富な運動量で中国にプレッシャーを掛け続ける展開は変わらず、第3クォーターは得点こそ伸び悩んだものの、1ケタ失点に抑える上々の試合運び。総じてスターターのプレータイムが伸びていた中、第4クォーター終盤はベンチメンバーが試合を締めくくった。

 日本はチーム最長30分3秒出場した後藤が最多17得点を挙げ、濱田と金澤が13得点。キャプテンの阿部(心)も10得点7リバウンドと奮闘し、スターター4人が2ケタ得点を挙げた。

 サモア戦、ニュージランド戦に続き快勝を収めた日本は、グループBを3勝0敗(6ポイント)で首位通過し準決勝進出を決めると同時に、来年開催予定の「FIBA U17女子ワールドカップ2024」出場権も獲得。次戦は中2日を空けた15日19時から、グループAの2位チーム(未定)と決勝進出をかけて対戦する。

FIBA U16女子アジア選手権大会2023
<グループB・第3戦>
日本 70 - 44 中国
JPN|21|20|13|16|=70
CHI|12|15| 6|11|=44

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