2023.10.05
10月3日、中国で開催されている「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」の女子バスケットボール準決勝が行われ、日本代表(FIBAランキング9位)は81-58で韓国代表(同13位)に勝利。過去4大会連続で銅メダル止まりだったが銀メダル以上を確定させ、中国代表(同2位)が待つ決勝進出を決めた。
恩塚亨ヘッドコーチが率いる日本は、3試合連続で宮崎早織、星杏璃(ともにENEOSサンフラワーズ)、林咲希(富士通レッドウェーブ)、赤穂ひまわり、髙田真希(ともにデンソーアイリス)をスターティングファイブに起用。
第1クォーターから20-15と先手を取ると、第2クォーターも一進一退の攻防が続くなか、粘り強いディフェンスで反撃を許さずリード拡大。7点リードで迎えた後半も主導権を渡すことなく、最終第4クォーターには25-14と突き放して試合を締めくくった。
髙田が22分49秒の出場でチーム最多15得点を挙げ、最長31分21秒の出場となった赤穂が14得点11リバウンド2スティールのダブルダブルを記録。宮崎も14得点7アシストと存在感を示し、ベンチスタートだった平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)も4本の3ポイントを沈め2ケタ12得点を挙げた。
1998年以来6大会ぶり3度目の優勝がかかる決勝戦は、5日21時ティップオフ予定。準決勝で北朝鮮代表を100-44で下した中国と対戦する。
なお、同時刻ティップオフの男子準々決勝に臨んだ男子日本代表(FIBAランキング26位)は、66-85でチャイニーズ・タイペイ代表(同78位)に敗れベスト8止まり。2大会ぶりのメダル獲得とはならなかった。
■「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」準決勝
日本 81-58 韓国
JPN|20|20|16|25|=81
KOR|15|18|11|14|=58
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