2023.10.02

女子日本代表がアジア大会4強入り…インドネシア下し準決勝は日韓戦

日本のキャプテン・林咲希は11得点をマーク[写真]=小永吉陽子
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 10月2日、中国で「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」バスケットボール女子の準々決勝が行われ、日本代表(FIBAランキング9位)は89-47でインドネシア代表(同51位)に勝利。グループステージから無傷の4連勝で準決勝進出を決めた。

 恩塚亨ヘッドコーチが率いる日本は、前日のグループステージ最終戦と同じ宮崎早織、星杏璃(ともにENEOSサンフラワーズ)、林咲希(富士通レッドウェーブ)、赤穂ひまわり髙田真希(ともにデンソーアイリス)をスターティングファイブに起用。

 第1クォーターから25-15と2ケタ点差をつけて主導権を握ると、第2クォーターも20-12とリード拡大。ハーフタイム明けの第3クォーターは9失点に抑え込み、ビッグマンの3ポイントも炸裂。最終第4クォーターは若手選手の積極的なプレーも光り、最後は42点差をつける白星で飾った。

 日本はリバウンド数で38-47と上回られたが、31本ものターンオーバーを誘い効果的に加点。フィールドゴール成功率44パーセント(35/80本)、3ポイント成功率38パーセント(15/40本)をマークした。

 個人スタッツでは、3本の3ポイントをすべて決めきった川井麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)が23分13秒の出場で15得点4リバウンド5アシストを記録。チーム最長23分47秒に出場した平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)も3本の3ポイントを含む13得点、先発出場した星と赤穂、林も含めた合計5選手が2ケタ得点を挙げた。

 日本の次戦はあす3日21時から行われる準決勝。準々決勝でフィリピン代表(同37位)を下した韓国代表(同13位)と対戦する。

■「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」準々決勝
インドネシア47-89 日本
INA|15|12| 9|11|=47
JPN|25|20|22|22|=89

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