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「想像を超えるってこういうこと」島田チェアマンがエスコンフィールド視察での気づきを語る

『島田のマイク』第199回が配信
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 8月22日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第199回が配信され、名鉄イン刈谷から届いたBリーグファンの心温まるエピソードや、北海道・エスコンフィールドの視察について語った。

 愛知県刈谷市にあるホテル「名鉄イン刈谷」は、地元のチームであるシーホース三河を応援しており、ロビーにチームグッズの展示ブースを設けたり、チームのタレントであるタツヲをテーマにした部屋などを提供している。今回はその地元チームへの愛溢れる展示がきっかけとなった2つの出来事について支配人からの手紙が島田チェアマンの元に届いた。

 1つ目は、ホテルロビーに展示されていた選手のアクリルスタンド(アクスタ)が行方不明となってしまった事件だ。その旨をXに投稿したところ全国のBリーグファンから励ましの声や、自身で所持しているアクスタを提供する申し出があったということで、手紙には大きな感謝とファンの温かさが綴られていた。島田チェアマンは「なんてみんないい人なんだろう。想像しただけでも心温まりますよね」と、一連の出来事に胸を打たれた様子だ。

 2つ目は、東京からフットサル観戦に来た宿泊客がホテルにあったタツヲの展示をきっかけに、バスケに興味を持ち、結果的にBリーグ観戦にまで至るほどのファンになったというエピソードだ。支配人は「タツヲには本当にすごい魅力があるのだと改めて感じさせられました」と語り、島田チェアマンは「スポーツ界やゆるキャラ界にはいないキャラじゃないですか。やっぱりタツヲは唯一無二なんでしょうね。久々にタツヲに会いたいもんですね」と両者共にタツヲのユニークさや魅力を高く評価した。

 また、島田チェアマンからパリ2024オリンピックから帰国後すぐ、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地であるエスコンフィールドを初めて視察した様子についても語った。

「想像を超えるってこういうことだな、という気がしましたね。スタジアム・アリーナという“ハコ”の概念を、バスケット界では沖縄アリーナが変えた存在だと思いますけど、スタジアムにおいては、(エスコンフィールドは)コンセプトしかり相当すごいものを作ったなと」

 球場内の設備や会場の作りのみならず、観客の声を積極的に取り入れるために、Xで“Fビレッジおじさん”というアカウントを展開し、要望や質問をキャッチアップする仕組みを取り入れている点や、球場の最上階に北海道日本ハムファイターズの社員オフィスがあることにも言及。島田チェアマンは「最高のサービスを提供するためには、一番大事なのは社員で、社員がその全体を見渡せ、かつ気持ちいいと思える空間で仕事をする。そのパフォーマンスが結果的に顧客サービスにもつながって、ファイターズのプレゼンスを高めていく」と、球団の理念に深く感銘を受けたと話した。

 今回のエピソードでは、全国ドライバー応援プロジェクトのコーナーや、記念すべき200回目の放送をファンと共に公開収録で迎えることについての意気込みが語られた。

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