7時間前

「試合を観たことない人ほど現地で観てほしい」まるぴが“ファン目線”で語るBリーグの楽しみ方

『島田のマイク』第196回に続いて第197回にもまるぴさんが出演
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 8月8日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第197回が配信。前回に続き、ゲストにNHK「熱血バスケ」MCなどモデル・タレント・俳優として多方面で活躍するまるぴが出演し、熱狂的なバスケファンの1人としてBリーグの魅力と2024-25シーズンの注目ポイントについて熱く語った。

■初心者にこそBリーグを推したい理由

日本代表としても活躍してきた千葉ジェッツ富樫勇樹[写真]=B.LEAGUE


 Bリーグの魅力について、まるぴは「室内アリーナという快適な観戦環境」「試合展開の速さ」「選手との距離の近さ」「応援のわかりやすさ」の4つを挙げた。

 室内アリーナでの観戦環境について、まるぴは「暑い・寒いというのが(野外観戦の)他のスポーツではあったりするとは思うんですけれども、(気温に関係なく)おしゃれをしてこられるというところも来やすい」と熱弁し、島田チェアマンも強く同意。また、まるぴは2023-24シーズンは“試合展開の速さ”に加えて接戦が多く、特に見応えがあったと感じたようだ。

 選手との距離感については、会場のコートと席の物理的な距離の近さと、SNSなどでの気持ちの面での距離の近さに言及。まるぴは、富樫勇樹千葉ジェッツ)を筆頭にXで度々ファンの投稿にリアクションをする様子は他のスポーツではあまり見られず、さらにチェアマン自身がファンと交流しようとする姿も珍しいと感じるという。島田チェアマンも富樫のファンとの交流の仕方に感心していると明かした。

 魅力の最後に挙げた「応援がわかりやすい」点については、まるぴが一番プッシュしたいところだという。「私、他のスポーツを見たりもするんですけど、なかなかコアなファンの方とかは、応援歌だったり、その会場に何度も足を運んでいないとわからないような応援の仕方っていうのがあって、初心者にはちょっと現地で見るの難しいなって思ったりするんです。BリーグはアリーナMCなどがアナウンスで、ルールを説明してくれたり、初心者が行ってもわかりやすいっていう体制をどこのチームでもやっていますし、Bリーグ全体でそういう施策が行われているので、バスケを観たことがない人こそ、現地で観てほしいというか。ハマるきっかけになるのは現地だよ!という風に思うので。もしBリーグを観たことがない方は、ぜひ2024-25シーズンは現地に観に行ってほしいな!なんて思ったりしています」

まるぴ的2024-25シーズンの注目ポイント

先出し開幕戦が行われるオープンハウスアリーナ太田[写真]=B.LEAGUE


 新シーズンに向け、各チームのエース級選手の移籍や引退によりチームの戦力バランスや戦術が大きく変わる可能性がある点について、まるぴは「どんなチームになるんだろうっていうところでもワクワクする部分は多いなと思います」語った。また、パリ2024オリンピックで躍動した日本代表選手がそれぞれのチームに戻って活躍に注目してもらうことで、これからBリーグを観始める人でも“推しチーム”が作りやすいのではと提案。

 さらに、千葉のLaLa arena TOKYO-BAYや長崎のハピネスアリーナといった新アリーナのオープンや、いよいよ始まるバスケットLIVEでのB3の試合配信も心待ちにしているという。まるぴは今シーズン特に注目するチームとして、B2から昇格し即戦力となる選手を補強した越谷アルファーズ、タレント性の高い選手が揃うサンロッカーズ渋谷、NBAやNBLからの選手移籍があり華やかな陣容となっている千葉ジェッツの3チームを挙げた。

 最後に、まるぴからBリーグ開幕に観てほしい2試合を紹介。

 1つ目は、10月3日の群馬クレインサンダーズvs広島ドラゴンフライズ。昨シーズンリーグ優勝した広島から群馬に移籍したカイル・ミリングヘッドコーチと、広島で新たにヘッドコーチに就任した朝山正悟の、いわば師弟対決ともいえる先出し開幕戦。まるぴは「(私は)群馬が地元なので。オープンハウスアリーナ太田もすごくかっこいいので、ぜひぜひ観ていただきたいなと」と、後押しした。

 2つ目は、10月5日の千葉ジェッツvs宇都宮ブレックス。日本代表としての活動をひと段落させたばかりの富樫勇樹比江島慎、またNBAから移籍してきた渡邊雄太と、日本初のNBAプレーヤーであった田臥勇太を有する強豪チーム同士の対決に、まるぴは「ブースターの方も熱いと評価のある2チームでもあるので、アリーナのアナウンスが聞こえないぐらいの盛り上がりを見せてくれる試合になると思っています」と、いちファンとして胸を躍らせているようだ。

 今回のエピソードでは、耳に残る応援コールをするチームや印象的な応援グッズの話の他、『島田のマイク』配信200回記念の公開収録への参加応募について語った。

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