2025.07.10
台湾のプロバスケットボールチーム・新北キングスは7月9日、かつて千葉ジェッツを指揮していたジョン・パトリック氏がヘッドコーチに就任したことを発表した。
パトリック氏はアメリカ出身の57歳。近畿大学留学経験を持ち、JBL時代のトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)を指揮するなど、日本バスケ界に縁ある指揮官で、ドイツのトップリーグで最優秀HC賞に輝いた経歴を持つ。2022-23シーズンに千葉Jの指揮官に就任すると、B1最長24連勝の記録を打ち立てたほか、B1レギュラーシーズン歴代最高勝率.883(53勝7敗)も記録。就任2年目の2023-24シーズンには東アジアスーパーリーグと天皇杯を制し2冠を達成し、同シーズン終了後に契約満了に伴い退団していた。
2024年夏に開幕した新リーグ・TPBLに参戦する新北キングスは、元NBA選手のジェレミー・リンを擁し同リーグの初代王者に輝くも、年間最優秀コーチ賞を受賞したライアン・マルシャンヘッドコーチが今オフにB2福島ファイヤーボンズに移籍。その後任として日本で実績あるパトリック氏が新指揮官に就任する運びとなった。
今回の就任発表に際して、新北キングスのジェームス・マオゼネラルマネージャーは「パトリックはまるで“ゴッドファーザー”のような偉大な指導者で、国際的な視野を持ち、アジアのバスケットボール事情にも精通しています。これまでさまざまな段階にあるチームに変革をもたらしてきた彼が、コーチ陣とともにキングスを連覇へと導いてくれることを期待しています」と、コメントを寄せた。
2025.07.10
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