2025.07.10

フィル・ハンディがマブスのコーチングスタッフに就任…八村塁を育てたリーグ屈指の敏腕コーチ

2020年にはレイカーズで優勝に貢献したハンディAC(右)[写真]=Getty Images
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 7月10日(現地時間9日)、フィル・ハンディダラス・マーベリックスのコーチングスタッフに加わることが報じられた。『Substack』のマーク・スタイン記者が伝えている。

 現在53歳のハンディは、7年間にわたってプロ選手として活躍したのち、2011年からロサンゼルス・レイカーズでコーチングキャリアをスタートした。その後はクリーブランド・キャバリアーズ、トロント・ラプターズでもコーチングの経験を積み、2020年からレイカーズに帰還。コーチとしてNBAファイナルを6度経験し、異なるチームで3度優勝に貢献している。

 これまでにコービー・ブライアントレブロン・ジェームズカイリー・アービングなど、リーグ屈指のタレントたちの成長を手助けしてきたハンディ。男子日本代表八村塁もその1人であり、彼がレイカーズに移籍してきてから、二人三脚で技術向上に取り組んできた。

 8月18日から20日にかけて、愛知県のIGアリーナで八村が主催する「BLACK SAMURAI 2025 THE CAMP」にも、メインコーチとして参加するハンディ。中学1年生から高校3年生までの男女約150名を対象に、世界レベルの技術を3日間にわたって提供する。

 2023-24シーズン終了後、コーチ陣を刷新したことでレイカーズから離れることとなったハンディ。次に所属するダラス・マーベリックスには今年のドラフト1位指名となったクーパー・フラッグが加入することもあり、彼の手腕には引き続き注目が集まるだろう。

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