デビン・ブッカーが2年総額210億円超でサンズと再契約…契約延長での年棒はリーグ史上最大に

サンズ一筋、昨季で10年目を迎えたブッカー（右）[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　7月10日（現地時間9日）、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーが2年総額1億4500万ドル（約211億5000万円）で再契約に合意したと報じられた。現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。

BREAKING: Phoenix Suns superstar Devin Booker has agreed to a two-year, $145 million maximum contract extension with the franchise through the 2029-30 season, the highest annual extension salary in NBA history, CAA’s Jessica Holtz and Melvin Booker told ESPN. pic.twitter.com/A5U5VPlSgx

— Shams Charania (@ShamsCharania) July 10, 2025

　契約延長での年棒でリーグ記録を更新したブッカーは、現在28歳で198センチ93キロのガード。ケンタッキー大学を経て2015年のNBAドラフトにエントリーし、全体13位でサンズから指名された。その後はチーム一筋でプレーを続け、2020年には自身初のオールスターに選出。2020－21シーズンにはチームを28年ぶりのファイナルへと導き、リーグを代表するガードに上り詰めた。

　ブッカーはサンズと5年総額3億1600万円で契約を交わしており、今回の再契約で2029－30シーズンまではチームの下に。現在、10年以上同一チームでプレーしている生え抜きの選手は計5名であり、ブッカーもそのうちの1人。今夏も大型移籍が度々成立しているなか、チームへの忠誠心を示す形となった。

　再びのファイナルを目指し、ケビン・デュラントやブラッドリー・ビールらをチームに迎えたサンズだったが、昨シーズンは36勝46敗と負け越すことに。プレーオフの連続出場もストップし、思うような結果を残せていないのが実情だ。

　チーム状況が芳しくないなか、球団の初優勝を掲げてサンズとの再契約を選んだブッカー。彼の忠誠心に応えるためにも、球団には適切な補強が求められるだろう。

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