2025.11.28

ジョーダン以来初…サンダーの得点源SGAが過去50シーズンで2人目の快記録

SGAが今季も得点を量産している[写真]=Getty Images
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 オクラホマシティ・サンダーシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以降SGA)は、11月27日(現地時間26日、日付は以下同)に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、40得点6リバウンド6アシスト3スティールを残した。

 サンダーを10連勝へ導いた昨シーズンのMVPは、これで今シーズン19試合の出場で2度目の40得点超え。しかも16試合で30得点以上を奪っており、平均32.6得点4.9リバウンド6.6アシスト1.6スティールをマーク。

 『ESPN Insights』によると、過去50シーズンで、レギュラーシーズン最初の19試合のうち16度も30得点以上を記録したのは2選手しかいないという。それは今シーズンのSGAと、1986-87シーズンのマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)のみ。このシーズンのジョーダンは、キャリアハイの平均37.1得点をたたき出し、最初の19戦のうち17度も30得点以上を奪っていた。

 なお、SGAは2024年11月2日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦から、レギュラーシーズンでは毎試合20得点以上を安定して残し続けている。27日のウルブズ戦を終えて、その記録は91試合連続まで伸ばしており、29日のフェニックス・サンズ戦でも継続できれば92試合連続となる。

 そうなると、SGAは1960年代に“伝説の巨人”ウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)が残した92試合に並び、NBA歴代2位タイまで浮上する。そのチェンバレンが保持するNBA歴代最長記録(126試合連続)まではまだ長いものの、サンダーのトップスコアラーがあと2試合連続で20得点以上をたたき出し、歴代単独2位に入る可能性は十分あるのではないだろうか。

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