2026.01.11
長い歴史が紡がれてきた現代のNBAでは、“2世プレーヤー”たちがキャリアを築いている。レブロン・ジェームズとチームメートになったブロニー・ジェームズは、入団直後から大きな注目を集め、歴代最高のポイントガードにも名前が上がる9度のオールスターを父に持つゲイリー・ペイトン2世は、ゴールデンステイト・ウォリアーズで優勝を経験している。
ブロニーやペイトン2世のような2世プレーヤーは、NCAAにも数多く在籍しており、その中にはドラフトのトッププロスペクトになるような選手も。本稿では、そんな将来のNBA入りが期待されている2世プレーヤーをリストアップしてみたい。
文=Meiji

ケイデン・ブーザーとキャメロン・ブーザー[写真]=Getty Images
その予想通り、キャメロンは大学1年目から存在感を示している。父と同じパワーフォワードを主戦場とする同選手は、平均22.9得点、9.5リバウンド、フィールドゴール成功率57.9パーセントを記録し、15勝1敗と独走しているデューク大に貢献。得点では、ライバルのAJ・ディバンツァを僅差で上回る全米3位につけている。
一方のケイデンは、優れたゲーム感覚が評価され、高校時代は全米で5本の指に入るポイントガードだった。平均6.8得点、3.3アシストと、スタッツこそ兄ほどのインパクトはないが、1.4本というターンオーバーの少なさが彼の正確性と堅実さを証明している。
2026年のモックドラフトにおいて、キャメロンは常に全体3位以内での指名が予想されており、ケイデンは2巡目中位での指名が見込まれている。アメンとアサーのトンプソン兄弟に次ぐ双子のNBA選手誕生となれば、父・カルロスにとっても自慢になるだろう。

キヤン・アンソニー[写真]=Getty Images
柔らかなタッチと、スコアリングの本能的な感覚は、紛れもなく父親譲り。一方で、成長過程にある堅実なアスリートであるものの、キャメロンのようなエリート級の評価は下されていない。今シーズンはこれまでに16試合に出場し、平均10.1得点、フィールドゴール成功率44.4パーセント、スリーポイント成功率25.0パーセント。2ケタ得点は及第点だが、精度とショットセレクションには改善の余地がある。
ドラフト入りは、キャッチ&シュートの精度とプレーメイクが成長した2027年以降が有力との見解が強い。

アンドレイ・ストヤコビッチ[写真]=Getty Images
アンドレイは、現在のNCAAに在籍する2世プレーヤーの中でも、NBA入りが現実視されている1人だ。スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校を経て、大学3年目をイリノイ大学で過ごすカレッジジャーニーマンは、ソフォモアでその才能が開花。今シーズンはこれまで平均14.4得点、4.4リバウンド、フィールドゴール成功率53.0パーセントを記録している。
優れたポジショナルサイズがあり、父親のようなシュートメーカータイプで、ウイングとしてのスキルは日に日に成熟。ハイライトを見れば「点を取るための型を持っている」という印象を受けるだろう。
アウトサイドの課題は大きいが、ドラフトにエントリーすれば、50位前後で名前が呼ばれる可能性は高い。

アリジャ・アリーナス[写真]=Getty Images
アリジャは、高校時代に全米トップ10、『247Sports』の最終ランキングではシューティングガードで全米ナンバー1にランクインするほどの実力者だった。同選手にも上記で紹介した選手たちと同じく父親のDNAが流れており、得点能力は抜群。高校3年間の平均スタッツは30.9得点、7.8リバウンドと支配的で、ハンドリングも優秀、自らの力で得点を演出できるスコアラータイプだ。
まずは実戦復帰してローテーションに入り、継続的にプレーすることが最初の目標。サンプルができれば指名予想順位も算出されるはずで、ブランクとケガの影響を感じさせないプレーが披露できれば、1巡目指名が有力となるだろう。

ブライス・ジェームズ[写真]=Getty Images
また、名門アリゾナ大学でプレーするブライス・ジェームズは、兄ブロニーに続くジェームズ家の次章として視線を集めている。
その他にも、アンドレ・イグダーラ2世、アシュトン・ハーダウェイ、シャキール・オニールなど、偉大な父親を持つ2世プレーヤーは少なくないが、現時点における実績ベースで評価では、ドラフトではない別ルートからプロキャリアを模索することになるだろう。
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