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3月12日、六本木のニコファーレにて、PS4版『NBA 2K17』を使用した国内初の一般ユーザー参加型トーナメント「NBA 2K17 ジャパントーナメント」が行われた。
大会参加者だけでなく、NBAファンやNBA 2Kファンなどの一般客も多数来場。大会MCは佐々木クリスと大西ライオンが務め、お笑いコンビの山田カントリー、レイザーラモンRGがゲストとして参加した。
32名によるトーナメントでは、実際のNBAチームを使い、1回戦から白熱した戦いが繰り広げられた。試合後には握手を交わしたり、会話したりと、実際の競技さながらの光景も見られた。惜しくも準決勝で姿を消したが、中学2年生のプレーヤーも大会に参加し、年上のプレーヤーを相手に技術を見せつけた。当日の様子はニコニコ生放送で配信され、視聴者からは「本当の試合かと思った」、「すごい」などといったコメントが寄せられた。
また、イベント中に登場したレイザーラモンRGは持ちネタの“あるある”を披露。参加者から要望のあったジェームス・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)のあるあるを、「3ポイントを打ったあと、こうやって肩を回す」と歌い、ハーデンのモノマネを演じ会場を沸かせた。
どらごんさんとkeibebryant45さんによる決勝戦は、ゴールデンステート・ウォリアーズを使用したkeibebryant45さんが勝利。「優勝できて良かった。相手が(ニューヨーク)ニックスとわかっていたのに、ウォリアーズを使ってしまったので、すごい罪悪感を感じていた。なので、あえてフリースローを外させていただきました(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。
さらに、ファイナルには、シカゴ・ブルズやロサンゼルス・レイカーズでプレーし、5度のNBAチャンピオンに輝いた経歴を持つロン・ハーパー氏がスペシャルゲストとして登場。試合が映りだされたスクリーンに向かって、「ディフェンス! ディフェンス!」や「メロ!(カーメロ・アンソニーの愛称)」などと叫び、劣勢に立つニックスを応援する姿も見られた。
初開催の大会で優勝に輝いたkeibebryant45さんには、「記念トロフィー」、「PS4®Pro」、「サイン入りバスケットボール」が贈呈され、「とてもうれしい」と笑顔を見せた。ハーパー氏は「ここに来ることができ非常にうれしく思う。決勝戦は素晴らしいゲームになった。またどこかで会えることを願っている。これからもNBAをサポートしてください」とコメントした。
会場ではユニフォームやキャップなどNBAグッズが展示されたり、VR体験ブースも設けられるなど、ファンにとってはNBAを満喫できる1日になったことだろう。
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