2017.12.11
ロサンゼルス・クリッパーズから加入したリーグ有数の司令塔、クリス・ポールが11月17日(現地時間16日)のフェニックス・サンズ戦で戦列復帰後、ヒューストン・ロケッツは6連勝と波に乗っている。
この6連勝の期間(現地時間12月2日終了時点)で限定してみると、ロケッツはオフェンシブ・レイティング(100回の攻撃機会における平均得点)がリーグトップ118.0、ディフェンシブ・レイティング(100回の守備機会における平均失点)でもリーグトップの97.0と他を寄せ付けない戦いぶりを見せている。オフェンス力はもともと定評があったものの、今季はディフェンス面でも変化が見えてきている。昨季、一昨季とリーグ下位クラスに沈んでいた平均失点は今季リーグ9位(103.1)をマークしており、12勝1敗とリーグトップを快走した11月のデータでは、被3ポイントシュート成功率でリーグ2位の32.7パーセントと、相手チームに対して厳しいディフェンスができていることがわかるだろう。
オフェンスの柱ハーデン(中央)と、ディフェンス面でチームに貢献するトレバー・アリーザ(左)とP.J.タッカー(右)[写真]=Getty Images
12月4日(同3日)のアウェイのロサンゼルス・レイカーズ戦では、エースのジェームズ・ハーデンが36得点9アシスト、ベンチスタートのエリック・ゴードンが22得点、そしてポールが21得点6アシストをマークし、118-95と勝利し7連勝。ここ14試合で13勝を記録し、僅差ながらゴールデンステート・ウォリアーズを抑えてウエスト首位をキープしている。
【試合結果】
ヒューストン・ロケッツ 118-95 ロサンゼルス・レイカーズ(@ステイプルズ・センター)
HOU|27|34|24|33|=118
LAL|27|19|27|22|=95
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