2018.03.20

【NBA】今日は何の日? ジョーダンが1度目の現役復帰&ストックトンが当時史上初となる2,500スティール達成!

1984年ドラフト同期のジョーダン(右/3位指名)とストックトン(左/16位指名)[写真]=Getty Images
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全世界に衝撃を与えたジョーダンの電撃復帰

 今からちょうど23年前。1995年3月20日(現地時間19日)は、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が1度目の現役復帰を果たし、インディアナ・ペイサーズとの初戦に出場した日だった。

 91年から93年にかけてNBA3連覇を達成したジョーダンは、93年7月に最愛の父ジェームズを不慮の事故によって失ったショックもあり、同年10月に突然の現役引退表明。その後はMLB(野球)に挑戦する日々が続く中、バスケットボールへの愛が徐々に深まっていく。95年3月に入ると、ブルズの練習にも顔を出すようになっていた。

 すると3月中旬、ジョーダンが“I’m back(戻って来たよ)”と本格的に現役復帰を表明。全世界から注目を集める中、3月20日(同19日)のインディアナ・ペイサーズ戦で、93年6月に行われたNBAファイナル以来初出場を果たしたのである。

約2年のブランクこそあったものの、復帰初戦でも随所でジョーダンらしさを垣間見せた[写真]=Getty Images

 兄ラリーが着用していた「45」番のユニホームを身にまとったジョーダンは、復帰初戦からスターターとしてコートに登場。43分プレーしたジョーダンは、フィールドゴール28投中7本成功を含む19得点に加え、6リバウンド6アシスト3スティールをマーク。ブルズはペイサーズに敗れ、さすがのジョーダンにも、ブランクを感じさせる部分もあったが、徐々にアジャストしていく。

 復帰後4戦目となったアトランタ・ホークス戦。ジョーダンはスティーブ・スミス(元ホークスほか)越しにブザービーターとなるプルアップジャンパーを沈めてブルズを勝利へ導いた。翌5戦目はニューヨーク・ニックスのホーム、マディソン・スクエア・ガーデンで大爆発。当時リーグ有数のディフェンダーとして知られたジョン・スタークス(元ニックスほか)らを相手にフィールドゴール37投中21本成功、そのうち4投中3本の3ポイントシュートをねじ込み、11投中10本のフリースローを決めて55得点。最後はビル・ウェニントン(元ブルズほか)へ鮮やかなアシストを決め、見事勝利を演出して見せた。

ニックス戦ではプルアップ、フェイドアウェイなどシュートタッチが絶好調だったジョーダン[写真]=Getty Images

 この年、ジョーダン率いるブルズはプレーオフのイースト準決勝でオーランド・マジックに2勝4敗でシリーズ敗退。ジョーダンは自らのミスで試合を落としてしまったこともあり、同年夏は肉体改造に専心。バスケットボール選手として“完全体”を取り戻したジョーダンは、翌95-96シーズンから90年代2度目となる3連覇を成し遂げたのである。

アシストとスティールの両部門で歴代最多を保持する鉄人ストックトン

 そして21年前のこと。ジョーダンと同じく1984年のドラフト同期で、前人未到の9年連続アシスト王に輝いたジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ)が、97年3月20日(同19日)に行われたボストン・セルティックス戦で1スティールを記録し、NBA史上初となる通算2,500スティールを達成した。

小柄な体格ながら、ストックトンは強じんなメンタリティーで19シーズンをプレーし続けた[写真]=Getty Images

 キャリア19シーズンすべてをジャズ一筋でプレーしたストックトンは、通算アシスト数(1万5.806本)と通算スティール数(3,265本)でNBA歴代トップの記録を積み重ねて03年に現役を引退。

 また、ストックトンは19シーズンのうち、10シーズンで平均10アシスト以上、平均2スティール以上を記録。36分換算では17シーズンで平均10アシスト以上、平均2スティール以上と、精度の高いプレーを見せてきた。

 ストックトンが残してきた2部門における偉大な記録は、当分破られることはなさそうだ。歴代アシスト数で2位のジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか/1万2,091本)とは3,000本以上の開きがあり、歴代スティール数でも2位のキッド(2,684本)とは約600本もの差がある。この2部門で現役トップを誇るクリス・ポール(ヒューストン・ロケッツ)でさえ、通算アシスト数は8,666本、通算スティール数でも2,002本と、ストックトンとは大きな開きがあるからだ(いずれも現地時間3月19日終了時点)。

97、98年にはファイナルへ進むもブルズの前に敗退。だが、ストックトン(左上)とマローン(右から2番目)率いるジャズは、最もブルズを苦しめたチームだった[写真]=Getty Images

 “正統派”ポイントガードの代名詞と言っても過言ではないストックトンだが、アシストとスティールにおいて偉大な記録を達成できたのは、フィジカルとメンタルの両面でタフだったことが挙げられる。キャリア全体をとおして、185センチ77キロのストックトンはわずか22試合しか欠場していない。この点も、ストックトンにとって特筆すべき実績だった。

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