2019.01.08
7月11日(現地時間10日)時点で、フリーエージェント(FA)市場ではまだ去就が決まっていない選手が複数いる。
その中の1人が、ボストン・セルティックスの制限付きFA、マーカス・スマートだ。今季はクォリファイングオファー(QO)を受け入れて今季終了後(19年夏)に制限なしFAになることもできるが、『RealGM』をはじめとする複数の現地メディアは、スマート側が年平均1,500万ドル未満の複数年契約をオープンな状態で待っているという。
だが、所属先のセルティックスとスマートは、契約についてまったくといっていいほど進展がない。『Boston Herald』のマーク・マーフィー記者によると、ダニー・エインジGMをはじめとするセルティックス側から提示された金額に対して、スマートは希望額からかけ離れているとし、フラストレーションをため込んでいるようだ。
そんな中、『NBC Sports』はサクラメント・キングスがスマート獲得に興味を持っており、高額契約のオファーを提示するのではないかと報じている。先日、キングスは制限付きFAのザック・ラヴィーンに対して4年7,800万ドルの高額契約をオファー。しかしブルズ側にマッチされ、獲得に失敗していた。
新興勢力としてプレーオフ出場を目指すキングスにはヤングコアが多くいるものの、プレーオフ出場経験に乏しい。その点、スマートはキャリア4年を終えた24歳ながら、過去2年連続イースタン・カンファレンス・ファイナルでプレーしており、43試合のプレーオフ経験を持っている。
スマートはキングスのバディ・ヒールドやディアロン・フォックス、ボグダン・ボグダノビッチといった主軸と年齢が近いものの、同年代における兄貴分として未完成なキングスにタフネスとアグレッシブなディフェンスを持ち込むことは十分可能だろう。
といっても、スマートはドラフト時からプレーしてきたボストンの地を好んでおり、ブラッド・スティーブンズHCからも重宝されている重要な選手。自己犠牲をいとわず、攻防両面でハッスルプレーを連発してチームに勢いをもたらすスマートは、ファンのお気に入り選手であり、プレーオフを勝ち抜くうえでも必要な選手。
所属選手の年俸総額が膨らんでいるセルティックスとしては、今季スマートにはQO(約605万ドルの低年俸)でプレーしてもらい、今季終了後に再契約を結ぶ。それが理想的なプランなのかもしれない。
ただし、キングスなど他チームからの高額オファーにスマートがサインした場合に、セルティックスがどのような決断を下すのかが気になるところだ。
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