2020.11.26
8月3日(現地時間2日)、マイアミ・ヒートのセンター、ハッサン・ホワイトサイドが今週末に行われる「NBAアフリカゲーム」のカンファレンス・コールに登場し、先月チーム側と行ったミーティングについて明かした。
ホワイトサイドは、ヒートのバスケットボール運営部門代表のパット・ライリー、エリック・スポールストラHCとのミーティングについて「すばらしい話ができた」と語っている。
「(ミーティングしたことで)僕は両サイドを信じようと思った。だいたい4時間くらいかな、とても重要なことだったよ。人生についても話し合ったんだ。2時間がバスケットボールで、残りの2時間が人生についてのものだった。いいミーティングができたよ」。
昨季のヒートはイースタン・カンファレンス6位(44勝38敗)でプレーオフに進出。1回戦で第3シード(52勝30敗)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズと激突したのだが、1勝4敗で敗れてしまい、シーズンを終えた。
ホワイトサイドはシリーズ全5試合で先発センターに名を連ねたものの、平均出場時間はわずか15.4分。主要成績も5.2得点6.0リバウンド1.2ブロックに終わり、精彩を欠いた。
昨季のホワイトサイドはケガのため28試合を欠場。自らをリーグ屈指のリム・プロテクターと評するセンターは、自身に対する起用法でチーム側に対して不満をあらわにしていたのである。
そのため、シーズン終了後にはトレード候補というウワサが広がり、ヒートがホワイトサイドのトレード相手を探している、といった報道も流れていた。
ライリーはプレーオフ敗退後、ホワイトサイドについて「彼はまだプレーオフで戦う準備ができていなかった。すばらしいシェイプではなかったんだ」と口にしている。さらに先週、ライリーはヒートが積極的にホワイトサイドのトレードを他チームにもちかけていたことを否定し、「彼にはやるべきことが多くある」というコメントを残している。
ホワイトサイドとチーム側の共通認識として、今季に向けてもっとも重要なのは、このビッグマンが健康を取り戻すことだったようだ。
そして8月2日(同1日)、ホワイトサイドは自身のコンディションについて「完全に回復した。すばらしい状態だ。これまでどおりの状態に戻ることができたと思ってる」と宣言。
今季はヒートの先発センターとして、昨季以上の活躍が期待できそうだ。
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