2018.10.28

3Pが不発に終わるも、マジックをディフェンスで抑え込んだバックスが開幕6連勝!

約19分のプレータイムに終わったものの、ゲームハイの21得点を挙げたアデトクンボ[写真]=Getty Images
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大黒柱が途中不在になるも、チームディフェンスでリードを広げたバックス

 10月28日(現地時間27日)、ミルウォーキー・バックスオーランド・マジックの試合が、バックスのホーム、ファイサーブ・フォーラムで行われた。

 バックスは前半からリードを奪い、65-51とマジックに14点差をつける。しかし、バックスはヤニス・アデトクンボが試合途中に、偶然にもアーロン・ゴードンのエルボーを頭に受けてしまい、ロッカールームへ下がるというアクシデントに見舞われる。

 その後コートに戻ったアデトクンボだったが、この試合のプレータイムは19分のみと、バックスは試合の約半分を大黒柱不在で戦うこととなった。

 そんな中、バックスはディフェンスでマジックとのリードを広げていく。第3クォーターを28-17としたバックスは、最終スコア113-91でマジックを下し、開幕6連勝を飾った。

 勝利したバックスでは、アデトクンボが12投中9本のショットを決めるなどゲームハイの21得点に7リバウンド、クリス・ミドルトンが18得点7リバウンド、マルコム・ブログドンが16得点、ダンテ・ディヴィンチェンゾが15得点、ブルック・ロペスが11得点、パット・カナトンが10得点、アーサン・イリヤソバが10リバウンド6アシストをマーク。

 この日の勝因はなんと言ってもディフェンスだろう。マジックをフィールドゴール成功率32.7パーセント、3ポイント成功率も23.3パーセントに抑え込むことに成功。バックスは3ポイントを30本放つも成功わずか10本、成功率33.3パーセントと、これまでの5試合(38.3パーセント)と比較して低調だったものの、ディフェンスを強化して快勝を収めた。

ベンチスタートのイリヤソバ(右)は、出場時の得失点差で+21と勝利に大きく貢献[写真]=Getty Images

 試合後、ミドルトンは「僕らはリラックスなんてできなかった。だからリードを保つために、より良い仕事をするために集中し続けることができたんだと思う」と後半について振り返ると、マイク・ブーデンホルザーHCも「我々が見せたディフェンスは良いものだった。私は誇りに思う」とコメント。

 一方、敗れたマジックでは、ニコラ・ブーチェビッチが16得点9リバウンド、DJ・オーガスティンが11得点4アシスト、ジョナソン・シモンズとエバン・フォーニエがそれぞれ10得点を残した。

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