2019.01.22

クレイ・トンプソンが3P10本連続成功を含む44得点を挙げてレイカーズにリベンジ

約27分のプレータイムで44得点を奪い、ウォリアーズ快勝に貢献したトンプソン[写真]=Getty Images
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家族が見守る中で超絶パフォーマンスを披露したトンプソン

 1月22日(現地時間21日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズがアウェーのステープルズ・センターに乗り込み、ロサンゼルス・レイカーズと対戦した。

 ウォリアーズは昨年12月26日(同25日)のクリスマスゲームで、レイカーズに101-127で敗れていたものの、この日はステフィン・カリークレイ・トンプソンケビン・デュラントドレイモンド・グリーンデマーカス・カズンズという“オールスター5人衆”がそろい、万全の態勢でリベンジへ。

 対するレイカーズはクリスマスゲームで左股関節を痛めたレブロン・ジェームズ、右手薬指を負傷したラジョン・ロンドに加え、ロンゾ・ボールも左足首のねんざにより欠場と、プレーメイカーを3人も欠くラインナップで臨むことに。

この日のトンプソンは、レイカーズのディフェンスがついていようとお構いなしにショットを決め続けた[写真]=Getty Images

 ゲームはウォリアーズ優勢のまま進み、第3クォーターにトンプソンが1人で23得点を奪うなどウォリアーズが45-25と圧倒。同クォーター終了時にはリードを30点へと拡大し、最終スコア130-111でウォリアーズが圧勝してリベンジを果たした。

 戦力ダウンのレイカーズは、イビツァ・ズバッツが18得点、ブランドン・イングラムが17得点5リバウンド、カイル・クーズマが16得点、マイケル・ビーズリーが15得点と気を吐いたものの、トンプソン1人にゲームを支配されたと言ってもいい結果となった。

 トンプソンは最初に放った10本の3ポイントをすべて決め切るなどゲームハイの44得点の大爆発。わずか約27分のプレータイムながら、フィールドゴール20投中17本、そのうち3ポイントを11投中10本も成功させるモンスターパフォーマンスを披露。

 これにはトンプソン自身も驚きだったようだ。「ゲームの中で、これまで10本連続で3ポイントを決めたことはなかった。これをやり遂げるのはタフなことだから」と『AP』へ明かしたトンプソン。すると「今夜それが起きたんだね。家族が見てくれている試合でできてすごくうれしいよ」と続けた。

 さらにウォリアーズはデュラントが20得点6リバウンド4アシスト3ブロック、カリーが11得点5リバウンド12アシストを記録。なお、今季2戦目となったカズンズは8得点9リバウンド5アシストを残している。

 『Elias Sports』によると、直近で最初の10本の3ポイントを連続して決めたのはタイ・ローソン(現未所属)。デンバー・ナゲッツ在籍時の2011年4月10日(同9日)、ローソンはミネソタ・ティンバーウルブズ戦でこの日のトンプソンと同様に11投中10本の3ポイントを成功。第3クォーターだけで24得点を決めるなどゲームハイの37得点を挙げていた。

 2連敗となったレイカーズにとって朗報なのは、ロンドの復帰が近づいていることだろう。22日(同21日)、現地メディア『Clutch Points』はルーク・ウォルトンHCが「ロンドは木曜日にはプレーできると思う」とコメントしていたことを報じている。どうやら25日(同24日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦からロンドが復帰すると指揮官は見ているという。

 また、レブロンの復帰時期について聞かれたウォルトンHCは「現時点ではロンドが木曜日にプレーすることの方がより深い自信を持っている」と交わしていた。レブロンはウルブズ戦で復帰できないかもしれないが、両者の復帰時期が間近に迫っていることは確かなようだ。

ウォルトンHCが明かしたように、ウルブズ戦からロンドが復帰できれば、貴重な存在となるだろう[写真]=Getty Images

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