2019.04.02

エバン・ターナーが歴史的トリプルダブル! ブレイザーズがウルブズ戦を制して西3位へ

キャリア4度目のトリプルダブルで勝利に大きく貢献した①ターナー[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

ベンチ出場でパーフェクトゲームのトリプルダブルを挙げた史上初の選手に

 4月2日(現地時間1日)に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦。ブレイザーズはCJ・マッカラム(左膝)とユスフ・ヌルキッチ(左脚脛骨と腓骨を骨折/今季絶望)を欠く中、第4クォーターにベンチ陣の踏ん張りで35-22とウルブズを圧倒し、最終スコア132-122で勝利を収めた。

 ウルブズ戦を制したことで、49勝28敗としたブレイザーズは、ヒューストン・ロケッツと並んでウエスタン・カンファレンス3位タイへ浮上。チーム2位の平均21.3得点を記録するマッカラム、チーム3位の平均15.6得点を挙げていたヌルキッチ不在ながら、貴重な白星を挙げている。

14投中8本のショットを沈めて21得点をマークしたフッド[写真]=Getty Images

 ブレイザーズでは今季途中加入したロドニー・フッドが21得点、エネス・カンターが20得点11リバウンド4ブロックと大活躍。さらにエースのデイミアン・リラードが15得点5リバウンド12アシストをマークし、ベンチからはセス・カリーが5本の3ポイント成功を含む19得点、ジェイク・レイマンが11得点をマーク。

 そしてブレイザーズ在籍3シーズン目のエバン・ターナーがキャリア4度目のトリプルダブル(13得点11リバウンド10アシスト)を奪取。この日のターナーはフィールドゴール5本(うち1本は3ポイント)、フリースロー2本すべてを決め切るパーフェクトゲーム。『Elias Sports』によると、ターナーはベンチスタートでフィールドゴールすべて決めてトリプルダブルを達成したNBA史上初の選手に。

 ボストン・セルティックス在籍時の2014-15シーズンに3度のトリプルダブルを記録していたターナーにとって、ウルブズ戦のトリプルダブルはブレイザーズ移籍後初となった。最終クォーターに達成したことで、チームメートたちから祝福されたターナーは「僕らのチームには多くの武器があるんだと思う。(チームの)成功を異なった部分で見ることができて、本当にうれしいね」と『AP』へ語った。

「(ベンチから登場した)ほとんどの選手がオフェンス面で非常に良いプレーを見せていたね」とテリー・ストッツHCが振り返ったように、この試合でブレイザーズのベンチ陣はカリーやターナーの活躍もあり、ベンチポイントで60得点を挙げた。

 一方のウルブズではアンドリュー・ウィギンズが21得点7リバウンド4アシスト、ゴーギー・ジェンが18得点、カール・アンソニー・タウンズが17得点12リバウンド4アシスト2ブロックを残すなど、計6選手が2ケタ得点を記録している。

何度もリングへ立ち向かったウィギンズはチームトップの21得点を挙げた[写真]=Getty Images

BASKETBALLKING VIDEO