2019.10.01
7月1日(現地時間6月30日)、フリーエージェント(FA)選手との交渉解禁となったこの日、ゴールデンステイト・ウォリアーズが驚きの補強を断行した。
ケビン・デュラントがブルックリン・ネッツと契約合意と報道される中、サイン&トレードを成立させることに成功し、昨季オールスター(代替)に初選出された制限付きFAのディアンジェロ・ラッセルを獲得。
ウォリアーズとネッツの2チーム間で成立したトレードの詳細は以下のとおり。
※チーム名は略称、G=ガード、F=フォワード、C=センター
■ウォリアーズ ⇔ ネッツのサイン&トレード
<ウォリアーズ獲得>
ディアンジェロ・ラッセル(G) 4年1億1,700万ドル(約126億3,600万円)
シャバズ・ネイピアー(G)
トレボーン・グラハム(G)
<ネッツ獲得>
ケビン・デュラント(F) 4年1億6,400万ドル(約177億1,200万円)
ウォリアーズは制限なしFAとなっていたクレイ・トンプソンと5年1億9,000万ドル(205億2,000万円)で再契約を結び、ステフィン・カリーとの“スプラッシュ・ブラザーズ”を継続すると、デュラントの代役としてラッセルを加えてバックコートを強化。
左膝前十字じん帯を断裂しているトンプソンは現在リハビリ中。復帰は早くても今季終盤となるため、ウォリアーズはカリー、ラッセルをバックコートで起用し、ドレイモンド・グリーンと共に戦うことが予想されている。
だがその一方で、ウォリアーズはサラリー超過となったため、将来のドラフト指名権(複数/条件付き)とのトレードでメンフィス・グリズリーズへアンドレ・イグダーラを放出。5年連続のファイナル進出に貢献したイグダーラ、2年連続のファイナルMVPを獲得したデュラントが移籍したことで、新たなチームを構築することとなった。
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