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9月18日(現地時間17日)、ダラス・マーベリックス傘下のGリーグチーム、テキサス・レジェンズがアシスタントGM(ゼネラルマネージャー)としてジェイソン・テリー(元マーベリックスほか)を迎え入れたことを発表した。
リリースの中で、テリーは「フロントオフィスとしてのキャリアをここで始めることができてうれしく思います。ダラスという地域は、何年にもわたって私と家族にとってホームとなっていますし、マーベリックスというフランチャイズはいつもファミリーです。この大規模な組織で働くことができ、とても興奮しています。(アシスタントGMとして)この仕事に取り掛かることができることを楽しみにしています」と語っている。
テリーは1999年のドラフト1巡目10位でアトランタ・ホークスに指名されてNBAキャリアをスタート。188センチ83キロのコンボガードとして、ホークスで平均約20得点を挙げる活躍を見せた。
2004年夏にトレードでマブスへ移籍後、テリーはダーク・ノビツキー(元マブス)やジョシュ・ハワード(元マブスほか)らと共に主軸を務め、06年のNBAファイナル初進出に大きく貢献。
07-08シーズンからシックスマンへ転向すると、翌08-09シーズンに平均33.7分19.6得点2.4リバウンド3.4アシスト1.3スティールの好成績で最優秀シックスマン賞を受賞。11年にはフランチャイズ史上初優勝を大きく後押し。
同年のプレーオフで、テリーはシックスマンとして平均32.6分17.5得点3.2アシスト1.2スティールと大活躍。フィールドゴール成功率47.8パーセント、3ポイント成功率44.2パーセント、フリースロー成功率84.3パーセントと高精度なショットでマブス優勝に不可欠だった選手としてその名を残した。
テリーは一昨季までNBAで19シーズンをプレー。通算1,410試合(うち先発は679試合)に出場して平均29.8分13.4得点2.3リバウンド3.8アシスト1.1スティールをマーク。
ヘッドバンドとハイソックス、そして人懐っこい笑顔でファンにも愛されたテリーは、自身のフルネーム(Jason Eugene Terry/ジェイソン・ユウジーン・テリー)のイニシャル“JET”を、両腕を真横に伸ばして表現。貴重なショットを沈めた後にテリーが自ら披露し、会場を盛り上げた。
17日にマブスからオファーがあったと発表したアルバルク東京の馬場雄大は、年俸無保証のトレーニングキャンプ契約が濃厚。プレシーズン期間に出番を得て活躍したとしても、今季はマブス傘下のレジェンズでプレーする可能性が高い。
もし馬場がレジェンズで経験を積むこととなれば、コンボガードとして申し分ない経験を持つテリーの存在は非常に大きなものとなるだろう。
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