2019.11.18

レイカーズのクーズマ「未来の殿堂入り候補たちとプレーできるのは魅力的なこと」

今季はシックスマンとして活躍するクーズマ(左)[写真]=Getty Images
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好調のレイカーズを支えるクーズマ

 今季は開幕から好調を維持しているロサンゼルス・レイカーズレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスの強力スーパースターコンビに加えて、リーグを代表するシューターのダニー・グリーン、またベンチから出場するドワイト・ハワードラジョン・ロンドなどベテランの貢献度も高い。

 だが若手でありながら存在感を発揮する選手がいる。キャリア3年目を迎えたカイル・クーズマだ。今季はシックスマンとして8試合に出場し、平均23.4分で13.6得点4.3リバウンドを記録。11月13日(現地時間12日)に行われたフェニックス・サンズ戦では終盤に重要な3ポイントシュートを2本沈めるなど、チームの重要な役割を担っている。現地メディアの『Heavy.com』に掲載されたインタビューでは、クーズマは将来殿堂入りする可能性のある4人の選手たちと戦えることを、以下のようにコメントした。

「とても魅力的なことだ、特に僕にとって、バスケットボールファンとして。4人の未来の殿堂入り選手たちとプレーしていて、ドワイト、ロンドがそこにはいる。デイビスもおそらくは将来的に殿堂入りするだろうし、そして言うまでもなく、レブロンがチームメートなんだ。彼らから学び、ともにベンチに座り、目に焼きつけることは本当に素晴らしい。でも彼らに競争的に挑むことも魅力的なこと。それが僕がやりたいと思う何かであるし、だからこそ彼らのような存在が身近にいてくれること、ともに時間を共有できるのは本当に信じられないことだ」

 今年の夏は主にシューティングとハンドリング強化に励み、ケガで辞退したがアメリカ代表候補の一員として「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」に向けたキャンプにも熱心に参加していた。課題の1つとして、スイッチディフェンスのターゲットにされやすいことが挙げられるが、情熱的にトレーニングに励む彼ならば、今の恵まれた環境でさらなる成長を見せることだろう。

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