2020.01.29
12月11日(現地時間10日)に行われたワシントン・ウィザーズ戦。シャーロット・ホーネッツのデボンテ・グラハムは6本の3ポイント成功を含む29得点に6アシストの大暴れでチームに3試合ぶりの勝利をもたらした。
だが成長著しい2年目のスコアリングガードの勢いは止まらない。2連戦となった12日(同11日)のブルックリン・ネッツ戦では106-106で迎えた残り1分10秒から、グラハムは残り51.5秒にステップバックジャンパー、ネッツのショットミスを挟んで決勝弾となる3ポイントを残り22.7秒に放り込み、113-108でホーネッツを2連勝へと導いてみせた。
この試合、グラハムは7本の3ポイントを沈める大当たりでキャリアハイの40得点に5リバウンド5アシストと殊勲の働き。チーム全体ではフィールドゴール成功率40.9パーセントに抑え込まれる中、グラハムは21投中12本(うち3ポイントは12投中7本)を成功、フリースローを11投中9本沈める大活躍。
「僕はただ勝ちたいだけ。僕が考えてるのはそれだけさ」と謙そんするグラハム。勝負どころでは「プレーメイクすること」にフォーカスし、有言実行したというわけだ。
ホーネッツではグラハムのほか、マイルズ・ブリッジズが14得点、テリー・ロジアーが13得点7リバウンド4アシスト、PJ・ワシントンが13得点6リバウンドをマーク。
「我々は彼(グラハム)をダブルチームできていたと思う。(ピック&ロールでは2人がかりで取り囲む)ブリッツもできていた。何度も何度も、彼に対してはピック&ロールでガードしようとしたんだ。でもそれが利いていなかったね」とネッツのケニー・アトキンソンHC(ヘッドコーチ)は舌を巻いた。
ネッツはスペンサー・ディンウィディーが24得点5リバウンド6アシスト、ジャレット・アレンが21得点10リバウンドを挙げるなど、計4選手が2ケタ得点を挙げたものの、グラハムの前に惜敗。
ディンウィディーも「彼の調子がいい夜だと、彼らには勝利するチャンスがある。でもそうでないと、彼らはまるで身動きが取れなくなってしまうんだけどね」と、グラハム1人にやられたと白旗を揚げるしかなかった。
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