2020.01.09
11月30日(現地時間29日)。ブルックリン・ネッツはホームのバークレイズ・センターでボストン・セルティックスを迎えた。
昨季まで2シーズンをセルティックスでプレーしたカイリー・アービングは右肩負傷で8試合連続、キャリス・ルバートが右手親指の負傷で10試合連続欠場と、得点源を2人欠いたネッツだったが、112-107で勝利。
今季戦績を10勝9敗としたネッツは、スペンサー・ディンウィディーがいずれもゲームハイとなる32得点11アシストに5リバウンド2スティール2ブロックと大車輪の働きを見せた。
32 | 11 | 5 — @SDinwiddie_25
Dunno, Spence. These early games look good on you. pic.twitter.com/muGHs94YKt
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) November 29, 2019
ネッツのリーディングスコアラーとして活躍を続けるディンウィディーは、「(これまでとは)全く違う役割だから、大きく変わったと思う。でも僕のゲームに対するアプローチは(シックスマンの時と)とても似ている。何があろうとチームの勝利に必要なことをやってみせるということ」とコメント。
この日はフィールドゴール19投中10本(うち3ポイントは8投中6本)成功に加えてフリースロー6本全てを決め切るパフォーマンスで、イースタン・カンファレンス上位のセルティックスから貴重な勝利をつかむ最大の殊勲者となった。
カイリーの復帰が近づいていることを明かしたネッツのケニー・アトキンソンHC(ヘッドコーチ)は「カイリーが戻ることで、このチームは選手層がさらに増すし、よりパワフルなチームになるだろう」と口にするも、見事なプレーを続けるディンウィディーについて最大級の賛辞を送っていた。
「でもね。私の控えめな意見ではあるけど、彼(ディンウィディー)は今、NBAで誰よりもいいプレーをしている」
ここ6戦で5勝を挙げているネッツをけん引しているのは間違いなくディンウィディー。26日(同25日)には自身初となるプレーヤー・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)に選ばれた26歳のコンボガードは、セルティックス戦終了時点で平均28.8分20.2得点2.6リバウンド5.9アシストと、すばらしい成績を残しており、指揮官が絶賛するのもうなずける。
なお、ネッツではディンウィディーのほか、トーリアン・プリンスが16得点、ジャレット・アレンが14得点11リバウンド、ジョー・ハリスが12得点6リバウンド4アシスト2スティール、ギャレット・テンプルが12得点5リバウンド7アシスト。
ベンチスタートのイマン・シャンパートが9得点、ディアンドレ・ジョーダンが8得点11リバウンドを記録。チーム全体で30アシストと、絶妙なボールムーブメントでセルティックスを撃破した。
一方のセルティックスでは、ジェイソン・テイタムが26得点9リバウンド4スティール、ケンバ・ウォーカーが17得点5リバウンド6アシスト、マーカス・スマートが15得点を残すも、勝利には届かなかった。
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