2020.01.09

本契約を結ぶ予定のダミオン・リーについて、ウォリアーズ指揮官が言及「彼はNBA選手に値する存在」

今季でウォリアーズ就任6年目を迎えるカーHC [写真]=Getty Images
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リーの活躍に喜びを表すカーHC

 1月8日(現地時間7日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは11日(同10日)にNBAの契約が保証される前に、無保証契約だったマーキース・クリスを解雇。これにより、昨季からウォリアーズと2ウェイ契約を結んでいるダミオン・リーと本契約するのが濃厚であると、『NBC Sports Bay Area/California』が報じている。

 今季のウォリアーズは相次ぐ主力選手のケガに悩まされ、9日(同8日)の時点で9勝29敗とウェスタン・カンファレンスの最下位。しかしリーはそういった状況で存在感を発揮し、平均12.3得点5.3リバウンド2.2アシストをマーク。「大きなものとなるだろう。自分が何者であり、このチームに何ができるのかを見出しつつあるんだ」と今回の件について答えたリーは現在27歳であり、2013年に右膝前十字靭帯断裂を経験し、NBA入りする前はGリーグでプレーしていた苦労人だ。

 『The San Francisco Chronicle』によれば、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が、リーのこれまでの貢献について言及したそうだ。「ここ数シーズン、ダミオンは素晴らしい活躍を披露してくれた。彼はNBAの選手に値する存在。我々は彼と本契約を結ぶことで動いている。もし成立となれば、私は彼を嬉しく思うよ」と、喜びを露わにしている。「彼が自分のキャリアにおいて、ようやく安定性を手にしていくことが嬉しい。なぜならここ何年かはすべてのことに関して戦わなければならなかったからだ」と、コメントを残している。

 今シーズンは様々な困難を乗り越えながらも、前を進み続けているウォリアーズ。リーと本契約を結ぶとなれば、きっとチームやファンにとっても明るいニュースになるに違いない。