2020.02.05
キャリア17年目をプレーするロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、また1つ偉大な勲章を手にしようとしている。
1月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行われたブルックリン・ネッツ戦で、レブロンは今季10度目のトリプルダブル(27得点12リバウンド10アシスト)をマークし、レイカーズの勝利(128-113)に貢献。
通算3万3,626得点に達したレブロンは、NBA歴代3位のコービー・ブライアント(元レイカーズ/3万3,643得点)まであと17点。26日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で18得点以上を奪えば、コービー超えが現実となる。
今季平均25.2得点を誇るレブロンであれば、シュートタッチが壊滅的でもない限り、問題なく18得点以上を稼ぎ出すだろう。コービーの故郷フィラデルフィアで、レブロンがレジェンド超えを果たすに違いない。
「コービーは俺が尊敬する選手なのは間違いない。……でも俺は今、彼が20年間も身にまとっていたユニフォームでプレーしている。なんだか不思議な感じだ」と、レブロンは試合後の会場インタビューで口にした。
そして複数の現地メディアに囲まれる中、こんな言葉を残している。
「どんな時でも、俺は偉大な選手たちと繋がっているか、彼らと一緒に自分の名前が載ることができている。これは本当に最高なこと。でも、スコアリングに目を向けているかどうかは、分からないね。俺にとってはあまり大きなことではないんだ」。
レブロンはこれまで、勝利するために自身の得点が求められているシーンでは容赦なく点を重ねてきたものの、スコアリングに特化してプレーしてきたわけではない。レブロンは自身のキャリアについてこう語っていた。
「俺のゲームにおける通算得点というのは、これまで3つのフランチャイズでオールラウンドプレーヤーになること、フロアの上で成功を収めること、そしてそれぞれのフランチャイズに貢献できるようにやってきたことを意味している」。
とはいえ、レブロンがシクサーズ戦でコービ―超えすることになれば、通算得点でNBA史上3本の指に入るだけに、キャリアの中でも印象的なハイライトの1つになるのではないだろうか。
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