2020.03.12
今季でキャリア17年目を迎え、35歳でありながらも平均25.5得点7.7リバウンド10.9アシスト1.3スティールを記録しているレブロン・ジェームズ。開幕からロサンゼルス・レイカーズをけん引し続けて、1月21日(現地時間20日)の時点では戦績34勝9敗と、チームは依然としてウェスタン・カンファレンス首位である。
衰えを感じさせないレブロンであるが、同日の時点でNBA歴代通算得点3位のコービー・ブライアント(33643得点/元レイカーズ)を抜くまで、あとわずか66得点と迫ってきている。このまま大きなケガもなく健康体でプレーすれば、数日後に通算3位へと浮上していることだろう。この領域にたどり着く上で、どれだけ彼が偉大な選手であることは説明するまでもない。だが彼の友人であり同期のカーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)は、レブロンが歴代通算得点1位まで上り詰める可能性はあると考えているそうだ。『The Athletic』のビル・オラム記者が以下のように報じている。
現時点での平均得点を維持できるのなら、2021-22シーズンのどこかのタイミングでカール・マローン(36928得点/元ユタ・ジャズほか)を抜く可能性がある。さらにそのペースを60試合で継続すれば、カリーム・アブドゥル・ジャバー(38387得点/元レイカーズほか)を抜くこともありえる。カーメロは「誰もレブロンが到達できるとは信じていないだろうね、けれど彼次第ではあるよ。彼があとどれだけプレーしたいかはわからない。でも到達するかは彼次第。彼ならそれを達成しようと挑戦するんじゃないかと思う」と、語っている。
すでにキャリア晩年であるレブロンだが、現在でも高いパフォーマンスを維持していることを踏まえると、さらに上のランクへ浮上する可能性は十分にありえることだろう。彼があと何年コートの立ち続けるかはわからないが、通算得点3位浮上に続いて祝福されるべき瞬間は今後も訪れることだろう。
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