2020.05.29
今シーズンのトレードデッドラインである2月7日(現地時間6日)に向けて、リーグの各球団はトレード成立に向けて水面下で目まぐるしく動き続けていることだろう。そしてそれは西のトップを走り続けるロサンゼルス・レイカーズも同様なはずだ。
『SB Nation』によると、レイカーズは若手のカイル・クーズマに関するトレードについて、引き続きマーケットで調査をし続けており、新たなボールハンドラーを探しているようだ。また『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によれば、ニューヨーク・ニックスはクーズマのトレードについて接触したとされ、レイカーズは見返りの1つにマーカス・モリスを求めるだろうと報じている。だがこの2名のみだとサラリーとしては釣り合わず、他の選手がパッケージに含まれる可能性がある。
また『heavy.』のショーン・デベニー記者によると、昨季終了後に引退をしたガードのダレン・コリソンは、現役復帰に向けてオールスター終了後にチームとの契約を検討しているそうだ。コリソンはすでにコンディションが整っており、レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズが彼の獲得に動くとされている。
現状レイカーズは5日(同4日)の時点で、戦績38勝11敗とウェスタン・カンファレンスの首位を走り続けている。一見好調に思えるが、カワイ・レナードとポール・ジョージが所属するクリッパーズ、ヤニス・アデトクンボが所属するミルウォーキー・バックス、ゴードン・ヘイワードやジェイレン・ブラウンらが所属するボストン・セルティックスといった、強力なウイングプレーヤー有する強豪チームとの試合に今シーズンは敗戦。ディフェンスに特化したフォワードの獲得が課題の1つとされる。そのためウイングを守れるニックスのモリスや、兼ねて噂されるアンドレ・イグダーラ(メンフィス・グリズリーズ)の獲得をレイカーズが狙うのは不思議ではない。
またレイカーズは35歳と高齢のレブロン・ジェームズがメインハンドラーを担当しており、プレーオフを見据えて彼の負担を軽減させることも重要課題だろう。ハンドラーとウイングの獲得を目指すレイカーズだが、優勝に向けて最終的にどんな補強を行うのか注目だ。
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