2020.02.07

トレードデッドラインを迎えたレイカーズ、JR・スミスとワークアウト実施予定

キャブス時代のスミス。NBA復帰となるのだろうか?[写真]=Getty Images
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大きな取引はなかったレイカーズ

 2月7日(現地時間6日)、NBAではトレードデッドラインを迎え、レギュラーシーズン中のトレードは終焉を迎えた。各球団による特定の選手をターゲットにした熾烈な獲得争いが、今季もきっとあったことだろう。

 優勝を狙うロサンゼルス・レイカーズも、トレードによってハンドラーかウイングの補強を模索していた球団の1つだった。デッドライン間近まで、カイル・クーズマを求めていたニューヨーク・ニックスと話し合いが行われていたが、マーカス・モリスをトレードに含んだ際に、クーズマのルーキースケールのサラリーでは金銭的にマッチがしなかった。そのため『ESPN』のラモーナ・シェルバーン記者によれば、ニックスはダニー・グリーンと将来の2巡目指名権をレイカーズに要求し、最終的にはレイカーズが退く形になったという。

 こうしてレイカーズは大きな取引なくデッドラインを迎えたわけだが、メインハンドラーを務めるレブロン・ジェームズへの負担は依然として解消されていない。そのため現役復帰の可能性があるガードのダレン・コリソンの獲得に向けて、球団は引き続き動くだろうと現地記者のマーク・ステイン記者は報じている。さらにレイカーズはJR・スミスの獲得も検討しているそうだ。スミスはクリーブランド・キャバリアーズ時代にレブロンのチームメートであったが、早くて来週にはワークアウトが行われる予定とのこと。

 アセットが非常に限られていたことや、クーズマの取引でサラリーがマッチしなかったなど、レイカーズは優位かつ柔軟に動くことが非常に難しかった点もあったかもしれない。だがチームはデッドライン後のバイアウト市場に向けて他の補強策を模索すると、ステイン記者は述べている。シーズン後半に向けてどのような補強を行うのか、引き続き注目したい。

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