2020.03.09

ヒート戦で無得点に終わった八村…ブラッドリー・ビールは「彼に必要なのは競い続けること」

ヒートのバトラー(右)とマッチアップする八村(左)[写真]=Getty Images
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オフェンスで苦しむ八村についてビールは冷静にコメント

 3月9日(現地時間8日)、ワシントン・ウィザーズは東の強豪であるマイアミ・ヒートとホームで対戦。ブラッドリー・ビールが23得点、シャバズ・ネイピアーも27得点と、スターターのガード2人がチームの半分以上の得点を稼いだが、終盤に主導権を握ったヒートが一気に流れを掴み、ウィザーズは89-100で敗れた。

 スターターとして出場した八村塁は、この日約40分の出場を果たす。前半はわずか3本のショットアテンプトだったが、第1クォーターにヒートのケンドリック・ナンのパスをスティールし、そこから力強くドリブルで駆け上がるとトランジションでビールの強烈なダンクをアシスト。インサイドで得点が取れない状況でも、リバウンドとパス回しでチームを支えた。

 迎えた後半では、ヒートのナンとソロモン・ヒルのドライビングレイアップを止めるなど、引き続きディフェンスでの活躍が輝く。しかしオフェンス面ではコーナーの3ポイントシュートが決まらず、ゴール下でのブロックに苦しむ場面もみられた。そして最終的に8本のショットアテンプトで無得点に終わり、6リバウンド3アシスト1スティールを記録した。

『The Athletic』のフレッド・カッツ記者によれば、試合終了後にウィザーズのビールが八村について以下のようにコメントしたという。

「塁が苦しんでいるって?僕はそこまで気にしてはいないよ。彼に必要なのは競い続けることだ」

 ウィザーズは次戦、3月11日(同10日)にホームでニューヨーク・ニックスと対戦予定。八村のオフェンス面での復調にも期待が懸かる。

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