八村塁がチームの公式ツイッターアカウント（英語、日本語）で公式ライブを行った。当日は、事前にツイッターアカウントでファンからの質問を募集し、それにワシントンウィザーズ公式特派員、ザック生馬氏が質問を読み上げ、八村が答えるスタイルで実施。当初、英語15分、日本語15分の合計30分の予定だったが、日本語のコーナーでは予定の時間がオーバーするくらい熱の入ったものになった。

　その中でいくつかのQ＆Aをピックアップしたい。

予定の時間を超えるほど、熱心に質問に答えた八村塁（右）

――NBAでデビューしてから何人もの選手とマッチアップしていますが、一番手強かったのは誰？
八村　カーメロ・アンソニー（ポートランド・トレイルブレイザーズ）です。小さい時から見てきた選手ですが、NBAに入ってマッチした中で、一番やられたなあと思います。カーメロは自分の武器がわかっていて、自分が有利になるポジション、ここで打てばシュートが入るのがわかっているので。そういうところがベテランらしくて、それがやりにくかったですね。

　それ以外ではジェームズ・ハーデン（ヒューストン・ロケッツ）。僕が初めてのホームゲームで対戦したのですが、その試合では両方とも160点くらい取りあった試合で、ハーデンも60点（実際は59点）ぐらい入れて。何回かマッチアップしましたが、やりにくいなあと思いました。ハーデンは3ポイントのレンジがとてもあるので、離すとパッと打たれますし。しかも身長が僕ぐらいあるので、抜かれたらダンクとかやられてしまうので、守っていて難しかったですね。

――今一番食べたい日本食は何ですか？
八村　すき焼きです。この前、母がワシントンに来た時に作ってもらいました。

――歴代のエアジョーダン（以下AJ）の中でどのモデルが好き？
八村　AJ3が一番好きです。履きご心地もいいし、これを履いてバスケしたことはありませんが、それができると思えるぐらい履き心地がいいです。プレーするなら今履いているAJ34です。このモデルはシンプルに見えますが、履き心地も良くて、ぴったりとしてて、しかも軽くて。それに最新の機能性も気に入っています。

――部活ができない高校生にアドバイスを。
八村　家から出られない状況にストレスを感じている人も多いと思いますが、NBA選手でも誰でも同じなので、家でどれだけトレーニングできるかが大切でしょう。自分のプレーやNBAやFIBAのバスケ見て勉強するのもいいと思います。僕も今シーズンにケガした時、あんなにバスケを見たことがなかったくらい、試合を見ていました。それが復帰後に役立っています。前向きに、ポジティブにやっていきましょう。

　最後に八村からのメッセージをお届けしたい。

「今は大変な時期ですが、手洗い、うがいが大切です。そして、どれだけハッピーでいられるか、ストレスが一番よくないと思うので、自分で楽しいことを見つけてポジティブにいられるかだと思います。色々と考えさせらますが、NBAも戻ろうと努力をしています。みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう」

今から日本語でのインタビュースタートです！ https://t.co/guRn7GKDdg

— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) April 14, 2020