2020.12.18
今季はシーズン序盤から白星を重ねていき、球団のフランチャイズレコードに並ぶ歴史的なスタートを記録したロサンゼルス・レイカーズ。一見ここまで順調に戦ってきたように思えるが、実際は主力選手たちの相次ぐ故障に悩まされた。レブロン・ジェームズは股関節を、アンソニー・デイビスは慢性的な肩の痛みに苦しみ、さらに肘や膝などを試合中に痛めた。ほかにもカイル・クーズマとエイブリー・ブラッドリーは足首の捻挫で欠場するなど、故障への対処は大きな課題だった。そういった中でも残されたメンバーが互いに役割を補い、ギアを上げて戦い抜いてきたのである。
こうした状況の中、『Clutch Points』によると、若手ながらチームに大きく貢献してきたアレックス・カルーソがこの問題について言及したそうだ。「エイブリーが離脱したことで、僕とKCP(ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ)はディフェンス面での役割をより期待されている。試合のスタートにおいて、ゲームをコントロールする相手のボールハンドラーを抑える役割だ」と、コメント。ブラッドリーはその優れた守備力を武器に、相手のハンドラーに執拗にプレッシャーを与える役割を担っていた。チームのエリートディフェンダーが離脱したとはいえ、守備力が評価されているカルーソとKCPなら、その役割を引き継いで全うすることだろう。
またカルーソは、「僕らはまだそのブラッドリーの役割を、どうやって補うかを模索している段階で、ワークアウトを続けている。そして今はロンドも離脱し、ボールハンドリングに関してもどうにかしなければならない」と、これまで試合をコントロールしてきたロンドに関してもコメント。「僕も少しだけその仕事をこなすことになると思う。この欠けた要素を100パーセント補えるかどうかはわからない。この問題にどうアプローチをかけるか、このニーズをどう満たせるかの確信もない」と、現状はまだ答えを見出せていない様子。
しかしカルーソは充実したロースターと、プロフェッショナリズムの高いメンバーに自信を持っている。「このチームには僕がいて、クイン(クック)もいる。ほかにもボールをコントロールできて、この穴を埋められる選手が在籍している。誰がその役割を担うことになっても、その準備はできているだろう」と、コメント。「味方がコートに立てない時があっても、仲間のために誰かが空いてしまったスポットを埋め、その役割を十分にカバーしていくこと。そういったことが今季のテーマであり続けると思う」と、言葉にしている。
シーズンを再開を前にして、レイカーズにはさまざまな課題を抱えることになった。しかしチームはシーズン中断前に契約したディオン・ウェイターズがおり、ハンドラーを期待される彼は中断期間中にダイエットをして体をシェイプした。またブラッドリーがシーズン辞退を表明したあとは、3ポイントシュートとディフェンスが評価されるベテランガードのJR・スミスを獲得している。予期せぬ事態に直面していることは事実だが、今季は何度も苦難を乗り越えたレイカーズなら上手くケミストリーを構築していくことだろう。
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