2021.04.15
昨季のプレーオフでカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がったことで、デンバー・ナゲッツは誰もが認めるリーグトップクラスのチームとなった。
このチームにはオールスターセンターのニコラ・ヨキッチを筆頭に、スコアリングガードのジャマール・マレー、ディフェンダーのギャリー・ハリス、ベテランのポール・ミルサップが不動のスターターを務めており、スモールフォワードにはウィル・バートンが入っていた。
ところが、そのバートンが昨季の第二幕を膝と背中のケガのため全休。ナゲッツはその代役としてジェレミー・グラント(現デトロイト・ピストンズ)やトーリー・クレッグ(現ミルウォーキー・バックス)、そしてマイケル・ポーターJr.を起用。
今季のプレシーズン最初の2試合で、ナゲッツはポーターJr.を先発起用。2試合目から戦列復帰したバートンはベンチスタートで起用され、約18分の出場で9得点3アシスト1スティールを残し、チームは勝利を収めた。
だがバートンは試合後に「俺はシックスマンになるつもりは全くない。なりたいとも思わない」と『DNVR Sports』へ話しており、12月20日(現地時間19日、日付は以下同)に行われたプレシーズン最終戦ではバートンがスターターとしてプレー。
バートンは約20分のプレータイムで3得点3リバウンド4アシスト2スティールに終わり、ベンチスタートとなったポーターJr.は20得点9リバウンド3アシストの活躍を見せた。
プレシーズン終了後、マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「皆さんは先発出場することが5人のベストプレーヤーに入るんだといつも思いこんでいる。実際はそんなに単純なことじゃない。先発する5人がまとまり、互いを補完し合うことができるかなんだ。(どちらかが先発するかは)近いうちに決断していくよ」と話している。
とはいえ、現時点ではバートンがスターター、ポーターJr.がベンチスタートになる可能性が高い。ナゲッツの先発陣はヨキッチとマレーによる2メンゲームが主体のため、ポーターJr.はセカンドユニットのエース格としてプレーする方がチームとしても高い戦力を維持でき、バランスも良くなるというのが大方の予想だ。
「皆がウィルはスターターだって知っている。彼も自身のことをスターターだと見ている。僕も自分はスターターなんだと見ている。だけど、このチームで何か特別なことをやり遂げる一員になりたいのであれば、協力し合わなきゃいけないことは分かっているよ。チームとして与えられた役割を受け入れていくだけ」。
ポーターJr.が21日に『DNVR Sports』へそう話していることから、スターター争いで両選手がもめてチームケミストリーに大きな影響を及ぼすことはないだろう。
今季のナゲッツはスターターのバランスを加味してバートンが先発、ポーターJr.がセカンドユニットの主軸として開幕を迎えることになるのではないだろうか。
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