2021.03.30
3月27日(現地時間26日、日付は以下同)。アンドレ・ドラモンドがクリーブランド・キャバリアーズと正式にバイアウトに達し、制限なしフリーエージェント(FA)となった。
ドラモンドとキャブズは2月中旬に決別する方向で合意。キャブズは1月中旬にトレードで加入したジャレット・アレンを先発センターに据え、ドラモンドを26日のデッドラインまでにトレードする方向で動いていたものの、結局トレードは成立せずにバイアウトという形に。
キャリア9年目のドラモンドは、208センチ126キロと強靭な肉体を持つ27歳のビッグマン。昨季までの5シーズンのうち、4度もリーグトップの平均リバウンド数を残した実績を持ち、オールスターに2度、オールNBAチームには1度選ばれた実力者。
昨季途中にトレードでデトロイト・ピストンズからキャブズへ加入し、計33試合で平均17.5得点12.9リバウンド2.4アシスト1.6スティール1.2ブロックを残したドラモンドについて、キャブズのコビー・アルトマンGM(ゼネラルマネージャー)はこう評している。
「アンドレがコート内外でこのチームに見せてくれた献身とプロフェッショナリズムに感謝しています。我々は人として、そしてクリーブランドの選手として彼のことをとてもリスペクトしています」。
気になるドラモンドの移籍先だが、近日中にニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ボストン・セルティックス、シャーロット・ホーネッツと面談することになるだろうと『Yahoo! Sports』のクリス・ヘインズ記者が報道。
いずれも今季プレーオフ進出が期待できるチームであり、レイカーズとクリッパーズについては優勝候補にも挙がる強豪。現役最高級のリバウンド力を誇るドラモンドの去就から目が離せない。
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