2021.03.31
3月29日(現地時間28日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズとのバイアウトが27日に成立し、制限なしフリーエージェントとなっていたアンドレ・ドラモンドが、ロサンゼルス・レイカーズ入りすることが明らかとなった。
ドラモンドの代理人を務める『Excel Sports』のジェフ・シュワルツが『ESPN』へレイカーズ入りすることを伝えており、この日ドラモンド本人が自身のインスタグラムでレイカーズのジャージーを身にまとった写真と共に「仕事に戻る」というメッセージをつけて投稿。
同メディアによると、キャブズとのバイアウト成立後、ドラモンドはシュワルツと共にロサンゼルス・クリッパーズ、ニューヨーク・ニックス、ボストン・セルティックス、シャーロット・ホーネッツを含む複数のチームと話し合いをしてきたと報じており、その中でディフェンディング・チャンピオンの一員となることを決断したという。
ドラモンドに対して、レイカーズのスター選手たちとフロントオフィスは猛プッシュし、昨季のチャンピオンチームでプレーする機会について説き、見事リーグ有数のビッグマン獲得に成功したということになる。
レイカーズはレブロン・ジェームズ(右足首)とアンソニー・デイビス(右アキレス腱炎)が戦線離脱中。プレーオフまでには復帰できる見込みではあるものの、現在はデニス・シュルーダーやモントレズ・ハレル、カイル・クーズマにケンテイビアス・コールドウェル・ポープといった選手たちが奮戦を続けている。
フロントコートにはシックスマンのハレルのほか、マルク・ガソルやマーキーフ・モリス、クーズマがおり、デイビスが復帰すれば主にパワーフォワード、プレーオフではセンターを務める時間帯も出てくるだろう。
208センチ126キロという頑強な身体を持つドラモンドは、オールスター選出2度を誇る27歳のビッグマン。昨季までの5シーズンのうち、4度もリバウンド王に輝いており、今季もキャブズで平均17.5得点13.5リバウンド2.6アシスト1.6スティール1.2ブロックを残しており、フロントコートはさらに厚みを増すことが容易に想像できる。
ただし、キャブズが若手のジャレット・アレンを先発起用していくことを明言したこともあり、ドラモンドは2月13日を最後に試合に出場していないため、コンディショニング調整に多少の時間を要することになるかもしれない。
それでも、ペイントエリアならびに球際で強さを発揮するビッグマンを獲得できたことは、レイカーズにとって大きな戦力補強となったことは間違いない。
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