2021.04.02

アービングが豪華なメンバーがそろったネッツについて「お互いに勝利を望んでいる」

ホーネッツ戦で15得点11リバウンド8アシストを記録したアービング[写真]=Getty Images
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「高いレベルで自分たちのバスケットボールを築き上げていく」

 4月2日(現地時間1日)、ブルックリン・ネッツシャーロット・ホーネッツと対戦し、111-89で勝利。新天地でスターターとしてデビュー戦を飾ったラマーカス・オルドリッジは、得意とするポストプレーを中心にネッツのオフェンスの一翼を担うパフォーマンスを発揮。最終的に11得点9リバウンド6アシスト2スティール1ブロックをマークし、こうしてネッツにまた1つ脅威となる手札が増えた。

 主力選手のケガでフルメンバーがなかなかそろわないとはいえ、将来的にケビン・デュラントジェームズ・ハーデンブレイク・グリフィンカイリー・アービングらが一堂にコートに立てば、豪華なラインナップになるのは間違いない。そしてフルメンバーが果たしてどれだけのオフェンス力をみせてくれるのか、その潜在能力は計り知れない。

 だが一方で、実績のある選手がそろっているのも事実。かつては自身がチームのファーストオプションとして活躍していたスター選手が集結しただけに、お互いに利己的な考えを捨てて自己犠牲が必要となる。しかしアービングは『Nets Videos』をとおして、そうした懸念材料に関して「僕らは言い争いなんて求めていない。そんなことはロッカールームではナンセンスだ」と、試合後にコメント。「高いレベルで自分たちのバスケットボールを築き上げていくんだと、文字通り決心した。お互いに勝つことを望んでいるから」と、意思を表明している。

 また新たに加入したオルドリッジについても、「LA(オルドリッジ)についていつも感銘を受けること、それは彼の身のこなしだ」とコメント。スマートなプレースタイルで早くもネッツのオフェンスにフィットしたオルドリッジを評価した。こうして戦力を整えたネッツは、現在イースタン・カンファレンスの首位を走っており、チャンピオンシップに向けてさらなる前進を遂げたことだろう。

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