2021.04.14

マブスのルカ・ドンチッチとマーク・キューバンがプレーイントーナメント開催を批判

マブスのドンチッチがプレーイントーナメント開催に疑問の声を挙げた[写真]=Getty Images
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 ウェスタンカンファレンスに所属するダラス・マーベリックスは、現在29勝24敗で7位。通常であれば上位8チームがプレーオフ出場権を獲得するため、このままいけばプレーオフへ進めるのだが、今シーズンもプレーオフ出場権を懸けたプレーイントーナメントが実施される。結果次第でマブスはプレーオフ進出を逃す可能性もあるが、そんな状況にエースのルカ・ドンチッチが「プレーイントーナメントのアイデアは理解できないね」と疑問の声を挙げたようだ。『ESPN』が報じている。

 ドンチッチは13日(現地時間12日、日付は以下同)に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦後の会見に出席。そこで、「プレーオフ進出のために72試合を戦う。けれど(プレーイントーナメント)で2敗したらプレーオフには出られない。行う理由が分からない」とコメント。プレーイントーナメントを実施することに対して疑問を感じているようだ。

 マブスのオーナーを務めるマーク・キューバン氏も、同様の考えを持っているようだ。同氏は「NBAがやろうとしていることは分かる」としながらも、「(プレーイントーナメント実施は)大きな間違いだ」と批判。「最悪なのは、この圧縮されたスケジュールでストレスが2倍になっていること。順位が明確になっても選手を休ませることはできないし、順位を守るか上げるために毎試合プレーオフかのように戦う必要がある」と話し、選手への負担が通常よりも大きくなることに危機感を抱いていると明かした。

 なお、今シーズンのプレーイントーナメントは7~10位のチームが参加し、7位と8位の試合、9位と10位が対戦する。7・8位の試合で勝利したチームは第7シードを獲得し、敗れたチームは9・10位の勝者と第8シードを懸けて戦う。

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