2021.05.21
4月29日(現地時間28日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズはホームでアトランタ・ホークスを127-83で快勝し、今季戦績を41勝21敗とした。
この勝利によって、イースタン・カンファレンス2位のシクサーズは、ブルックリン・ネッツに続いて今季のプレーオフ進出を決め、4シーズン連続のポストシーズンとなった。
この日のホークスはトレイ・ヤング(左足首)、ボグダン・ボグダノビッチ(左ハムストリング)、ケビン・ハーター(左肩)と、バックコートの主力がそろって欠場。前半を終えて67-39と大量リードしていたこともあり、シクサーズは後半に入って主力を多くの時間コートへ送り出すことなく試合を終えている。
「こういうのも大事なんだ。僕らは少し休養できるからね。このグループにとっては必要なこと。でも相手はいいプレーも見せていた。次のマッチアップではしっかりと準備していかないといけない」とトバイアス・ハリスがこの試合を振り返っていた。
シクサーズではセス・カリーが20得点、ジョエル・エンビードが17得点7リバウンド3ブロック、ハリスが17得点7リバウンド6アシストをあげるなど、計6選手が2ケタ得点。
大黒柱のエンビードは「今シーズン、俺たちのゴールはチャンピオンシップを勝ち取ることなんだ。そこへたどり着くまでにはまだまだ多くのステップが待ち受けている。でもこのチームはそれを実現させるだけの全てが備わっている」と今季のチームに手ごたえを感じていた。
そしてハリスも「プレーオフ進出を一番乗りで決められたら良かったね。それはできなかったけど、フィラデルフィアのバスケットボールはファンから、そして自分たちもグループとして期待しているんだ。僕らはプレーオフ出場を決めたからといって祝福したりはしない」と今後に向けて気を引き締めていた。
シクサーズはイースト首位のネッツ(42勝20敗)と1.0ゲーム差なだけに、今後は両チームによる第1シード争いにも注目していきたい。
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