2021.04.29

八村のパフォーマンスにウィザーズの指揮官「今日は塁がタフに守った」とディフェンスも評価

レイカーズ戦でデイビスとマッチアップした八村［写真］＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

国内外のバスケ情報をお届け！

　4月29日（現地時間28日）、ワシントン・ウィザーズはホームでロサンゼルス・レイカーズと対戦。第3クォーターでリードを拡大したウィザーズが116－107で勝利した。

　この日の八村塁は約30分の出場で12得点1リバウンド2アシスト1スティールをマーク。レイカーズのアンソニー・デイビスとマッチアップし、ターンオーバーを誘発させるなどディフェンスを中心に活躍した。オフェンス面では第3クォーター残り8分54秒に、速攻でブラッドリー・ビールからパスを受け取ると、そのままデイビスのブロックの上からポスターダンクを披露した。

　試合後のインタビューで、ウィザーズのスコット・ブルックスヘッドコーチは八村について、「（デイビスは）止めるのが難しい選手だ。今日は塁がタフに守った」とディフェンス面について言及。さらに第3クォーターのポスターダンクについては「良かったと思う。ああいうふうに決めないといけない。塁は身体能力と大きな手に恵まれている。タイミングも良い。あれはうれしい場面だった」と称賛している。

　この試合のハイライトとも言える八村のプレーについて、チームメートのラッセル・ウェストブルックは「彼（八村）はなんだか分からなかったみたいで、僕は彼にずっと叫んでいた。そんな僕を見てダンクが決まったと分かったみたいだ」と笑いながら話している。

　この勝利でウィザーズは4月の戦績を11勝5敗とした。今月8連勝を記録するなど好調のウィザーズ。5月でのパフォーマンスにも期待がかかる。