2021.06.10
「最高さ。やっと実現できたんだから。5年間、ずっと我慢してきたからね。これまで、皆がサンズのためにプレーしてきた。そして今、僕らは新たなレベルへと達したんだ」。
フェニックス・サンズのエース、デビン・ブッカーは4月29日(現地時間28日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ戦を109-101で制し、プレーオフ出場を決めた後に喜びを露わにした。
2015年のドラフト1巡目13位でサンズから指名されたシューティングガードは、2シーズン目から平均20得点以上を残すエーススコアラーとなるも、なかなかチームは勝ち星に恵まれず、ウェスタン・カンファレンス下位に低迷していた。
だが昨季の第二幕となったシーディングゲーム(順位決定戦)で、サンズは無傷の8連勝を飾ってプレーイン・トーナメントまで肉薄。すると昨季終了後にサンズは大型補強を断行。
ブッカーにディアンドレ・エイトン、ミケル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、キャメロン・ペイン、ダリオ・シャリッチといったキープレーヤーたちを残しつつ、クリス・ポール、ジェイ・クラウダー、イートワン・モア、ラングストン・ギャロウェイといった即戦力をロースターに加え、この試合を終えてウェスト2位の44勝18敗という見事な成績でプレーオフ出場を決めたのである。
サンズが前回プレーオフに出場したのは2010年。スティーブ・ナッシュ(元サンズほか/現ブルックリン・ネッツ ヘッドコーチ)、アマレ・スタッダマイヤー(元サンズほか/現ネッツ アシスタントコーチ)を中心にカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった時であり、11年ぶりにプレーオフという大舞台に舞い戻ってきた。
👏 @CP3 (28 PTS, 10 AST) puts up 25 2nd half PTS, propelling the @Suns to their first playoff berth since the 2009-10 season! #WeAreTheValley pic.twitter.com/PEH0qEO8rB
— NBA (@NBA) April 29, 2021
そのサンズをリーグトップクラスのチームへと引き上げた功労者は、やはりクリス・ポールだろう。クリッパーズ戦でもゲームハイの28得点に10アシスト3スティールと暴れ回り、ウェスト3位の強豪撃破を強烈にプッシュ。
クリッパーズのタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は「彼が試合全体をコントロールしていた。自分のペースで味方を巻き込み、誰がどこにいるのかを把握していたよ。これぞ本物のポイントガードがやることだ」と35歳の大ベテランを称賛。
11年連続のプレーオフ出場となったポールは「僕は自分がどんな選手なのかは知っている。それにこうなることは分かっていたよ。ブック(ブッカーの愛称)がどんな選手なのかもね。僕はモンティ(ウィリアムズHC)のため、細かいことにもこだわる彼のためにプレーしているのさ」と、プレーオフ進出はあくまで通過点に過ぎないという認識だった。
そのウィリアムズHCは「我々は満足などしていない。選手たちは本当に一生懸命努力してきた。私が求めたこと全てをやっているんだ。だから、(プレーオフ出場は)ただただうれしいね」と選手たちを称えていた。
29日終了時点で、イースタン・カンファレンスではブルックリン・ネッツとフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ウェストではユタ・ジャズとサンズが今季のプレーオフ出場を決めている。
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