2021.04.27

復帰初戦で13得点を挙げた八村塁…「序盤から気持ち良く行けた」

八村塁が復帰初戦で13得点(写真は2月8日)[写真]=Getty Images
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 4月27日(現地時間26日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズがサンアントニオ・スパーズと対戦し、延長戦の末143-146で惜敗した。

 試合は終始一進一退の攻防が披露され、激しい点の奪い合いとなったが、最後のところで一歩抜け出されて連勝を逃したウィザーズ。この試合で左ひざ痛のため欠場が続いていた八村塁が5試合ぶりの復帰を果たし、31分41秒の出場で13得点6リバウンドをマーク。ケガ明けとは思えないパフォーマンスを披露した。

 八村は試合後インタビューに応じ、「今日はロロ(ロビン・ロペス)が欠場したためビッグマンが2人しかおらず、その2人がファウルトラブルになってしまった。ファウルトラブルから相手にフリースローを与えてしまい、リズムに乗られてしまったのが敗因だと思う」と振り返った。

 復帰後初試合にも関わらず30分以上出場し、延長戦もフル出場を果たした八村。ケガ明けのため、当初は限られた時間内でプレーする予定だったというが、「僕のひざの調子も良かったし、オーバータイムに行ったということで、トレーナーと話してもう少し出ることになった」と内情を明かした。

 この試合で八村はフィールドゴール7本を放ち、5本を成功。勝負所で3ポイントシュートを決めるなどシュートタッチが好調だった。「序盤から気持ち良く行けたと思う。復帰後最初の試合だったし、チームはずっと勝っていたので、自分もしっかりと仕事しないといけないと思っていた」

 チーム記録の9連勝には惜しくも届かなかったが、プレーオフ出場へ向け前を見据えている。「チームとしてプレーオフを目指しているので勢いがあるし、流れに乗っていた。今日は負けてしまったけど、流れを立て直して次の試合に臨みたい」と意気込んだ。

 次戦は昨シーズン王者のロサンゼルス・レイカーズと対戦。相手は4月に入って主力の欠場もあり、6勝8敗と負け越しているが、侮れない相手だ。「リーグでも1番、2番を争うチームなので、今日みたいなディフェンスではなくもう少しスマートにディフェンスできれば」と話した。

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