2021.05.03

レイカーズレジェンドのマジック「KDよりレブロンに最後のショットを託す」

36歳という年齢ながら依然として高いパフォーマンスを発揮するレブロン[写真]=Getty Images
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 今シーズン、自身5度目の優勝とロサンゼルス・レイカーズの2連覇を目指しているレブロン・ジェームズ。キャリア18年目で36歳という年齢ながら、今季は平均25.2得点7.9リバウンド7.9アシストを記録しており、衰えを感じさせないプレーを披露している。

 これまでマイアミ・ヒートで2連覇を、そしてクリーブランド・キャバリアーズでは1勝3敗から逆転優勝を達成するなど、多くの実績を残してきたレブロン。ファンや現役プレーヤー、NBAレジェンドもレブロンの実力を認めているが、とあるレイカーズの伝説的な選手がレブロンにまつわる興味深いコメントをしている。

 その人物はマジック・ジョンソン(元レイカーズ)であり、『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』に出演した際、「試合時間残り2秒で2点ビハインドの場面、あなたはレブロンとKD(ケビン・デュラント/ブルックリン・ネッツ)のどちらに最後のショットを託したいか?」という質問に対して、以下のように答えている。

「KDはスコアラーで、今まで見てきた点取り屋でも偉大な選手の1人だ。だが勝者にかけてみたいと思う。私はレブロンを選ぶよ。なぜなら彼はKDよりも多くの優勝を経験しているからね」

 リーグ屈指のスコアラーであるデュラントは、ゴールデンステイト・ウォリアーズ時代に2回の優勝を経験。対してレブロンは異なる3つの球団でそれぞれ優勝し、昨季の優勝で4つ目のチャンピオンリングを手にしている。かつては勝負弱いなど批判されながらも年々成熟したプレーを披露し、クラッチジャンパーも沈めるようになったレブロン。優勝を重ねて偉大な選手となったレブロンにこそ、マジックは勝負を託したいと考えたのかもしれない。

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