2021.05.10
今シーズン、長期的にアンソニー・デイビス(右アキレス腱炎)とレブロン・ジェームズ(右足首の捻挫)を欠いたロサンゼルス・レイカーズ。その間に順位を大幅に落として、4月27日(現地時間26日)の時点で、戦績36勝25敗と西の5位となっている。だが23日に2カ月ぶりにコートに戻ったデイビスに続き、レブロンも復帰の時期が近づいていると、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロスキー記者によって報じられている。
レギュラーシーズンも終盤であるが、『SB Nation』によると、デイビスが選手のコンディションとチームケミストリーについて言及したようだ。「まず皆が健康であることが大切だ。もし万全な状態なら、コート上で大きなプラス要素になる」とコメント。「僕らのコート外でのケミストリーは本当に素晴らしい。けれど今季はケガの影響もあって、コートに全員がそろった状態で十分に試合に挑めていない」とし、今後はコート上でのケミストリー構築を意識している。
「プレーオフまで残り数試合残されている。これから皆がステップアップする必要があって、試合に出場する僕やAD、皆がそうしていく必要がある」と、語るのはデニス・シュルーダーだ。レブロンとデイビスが不在の間はレイカーズをけん引していた選手の1人であり、シュルーダーはレブロン帰還後のチームの課題を以下のように語っている。
「ステップアップについては今後話し合うつもりだ。レブロンが復帰した時、チーム全体でミーティングを行う。僕らのケミストリーというのは、ADが言うようにコート外では素晴らしいけれど、コート上ではもっとよくしていかなければならないからだ」
今季はチームの柱であるレブロンとデイビスが長期的に離脱したために、レイカーズはコート上でのケミストリーを十分に作り出せていないのだろう。しかしいよいよデイビスに続いてレブロンもコートへ戻ってくる見込みで、ここから王者の真価が問われることになるなるだろう。
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